発注してわかった! タスクで拒否されるのはこんな理由です

フリーランス

どうも、会社やめたろー(@kaishayametarou)です。

 

クラウドソーシングには、「タスク」という仕事の形式があります。

 

タスクとは、単発で「このことについて書いてください!」と募集されているようなお仕事で、同じテーマで多数募集されているような案件もあります。

 

 

「引っ越しの体験談を教えてください!(1,000文字)」

「バレンタインデーの思い出について書いてください(500文字)」

 

みたいな感じです。

 

体験談の募集なども多く、比較的文字単価が安く設定されているのが特徴です。

 

このようなタスクのお仕事ですが、書きさえすれば必ずお金をもらえるのかというとそうではなく、クライアント側が仕事を「承認」すればそこで初めて報酬を受け取れます(どんな仕事でも承認します! というケースもあるけど)

 

仕事内容になにか不備があると、クライアント側は「拒否」することができ、報酬は支払われません。

 

では、どんな仕事が拒否になってしまうのでしょうか。

 

普段はライターとして仕事をする側ですが、クライアントとして発注した経験もある私が拒否される理由について解説いたします。

 

文章力はあまり関係ない

まず前提として「文章力」はそこまで関係ありません。

 

あまりにも支離滅裂すぎてなにについて書いているのか分からないといった状況では困ってしまいますが、例えば

 

 

・ですます調で統一されていなかったりする

・同じ文末表現が続いていて読みづらい(「〜でした」がずっと続く、など)

・無駄に主語と述語が逆になっている

 

といったような文章でも、内容がしっかりしていれば承認します。

 

タスクは比較的安価な報酬が設定されているのでそこまで高クオリティな仕事が求められてはいなかったりします。

 

「こちらで多少の修正は必要かな」

 

くらいの仕事でも、承認される可能性は高いと思います。

 

もちろん文章力が高いにこしたことはありませんが、仮に文章力が低くても、それがそのまま「拒否」に繋がるかというと案外そうではないケースも多いのではないかと思っています。

 

少なくとも私は発注する際は文章力をそこまで重視していません。

 

では「拒否される理由」とはどのような理由なのでしょうか。

 

内容が違う

まずこれですね。ほぼ100%拒否されるやつです。

 

例えば

 

「福神漬けについて書いてください!」

 

と募集しているのに、「カレーについて」の記事が上がってくるようなパターンです。

 

福神漬けの知識がないからか、うまく話題をすり替えた風でカレーについて書いてある記事を納品されるケースがあるのです。

 

「福神漬けっておいしいですよね! 福神漬けといえばカレーですが、カレーのルーってなに使ってますか?」

 

みたいな。

 

その文章単体では論理展開がうまくいってるとしても、こちらは「福神漬け」の記事が欲しいので、例外なく拒否されると思います。

 

もちろん「福神漬けについて」というのはあくまで例ですが、内容がこちらで募集している内容と全然関係ないことを書いてくる方がけっこういらっしゃいます。

 

フォーマットが無視されている

例えば、「最初に自己紹介をしてください」ですとか「最後にまとめの段落を作ってください」と募集要項に記載をしているのにそのフォーマットが完全に無視されているパターン。

 

これは、内容がとてもよければ承認になるケースもありますが、個人的にはかなりの確率で拒否するパターンです。

 

そんなに難しいフォーマット指示ではないはずなのに、それに従っていないということは、募集要項すらまともに読んでいない証拠です。

 

そういう方の仕事は往往にしていクオリティも低く、拒否にする可能性が高いのです。

 

同じライターとして、クライアントの指示を尊重しない姿勢に若干疑問を感じてしまうので拒否する可能性が高いのだと思います。

 

これはクライアントによって意識の差はあるかもしれませんね。

 

文字数が足りない

これも案外多いのですが、「1,000文字以上で」と指示しているのに、700文字で納品されていたりする場合。

 

この場合も拒否する可能性が高いです。

 

こちらはその文字数以上だからこそ、その報酬単価を設定しているわけで、それに満たないものに報酬を支払いたくありません。

 

きちんと文字数以上の文章を納品してくださっている他のライターさんにも申し訳ないので、文字数が少ない場合は、ほぼほぼ拒否させていただきます。

 

文字数が足りないものは、いくら内容がよくても私は拒否にしています。

 

とはいえこれはシステムである程度設定ができる(文字数以上にならないと納品ボタンが押せない、とか)と思うので、それをできていないこちらにも責任はあると思っています。

 

承認してください! というメッセージが来る

直接拒否の要因にはなりませんが、時々「承認率を高く維持したいので拒否しないでください!」というメッセージが飛んで来ることがあります。

 

いや知らんがな! って思います。

 

もちろん納品物がしっかりしたものであれば普通に承認するのですが、心象としてはあまりよくなくなってしまいますので、多分そういうメッセージは逆効果です。

 

まとめ

タスク形式で仕事を募集する場合、

 

・内容が違う

・フォーマットが無視されている

・文字数が足りない

 

これらの仕事は拒否される可能性が高くなると思います。

 

全て、普通に仕事をしていれば問題ないような理由ですが、それでもそれに満たないようなケースがあるので、そういう場合私は拒否しています。

 

クライアントによって意識差はあると思いますが、私はそんな風に思っているのでした。

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