【”人生の勝算”レビュー】戦略のない努力は徒労に終わる。人生に戦略を立てて、勝算を得る

本の感想

どうも、会社やめたろー(@kaishayametarou)です。

 

先日、「人生の勝算」という本を読みました。

 

 

「人生の勝算」“SHOWROOM”という、ライブストリーミングサービスを運営している、株式会社SHOWROOMの社長である前田 裕二さんの著書です。

 

この本は本当にめちゃくちゃ面白かったのでみなさんにも是非読んでいただきたい超おすすめ本ですが、その中でも一番面白いと思った部分をご紹介いたします。

 

戦略を立てる

前田 裕二さんは、小学生の頃に親戚のお兄ちゃんからもらったクラシックギターで路上ライブをします。

 

前田さんの面白いところは、この路上ライブでお金をどう稼ぐか、という戦略を立てて実際に行動に移す点です。

 

 

 

僕は、戦略を練り直すことにしました。具体的には、まず、歌う曲を、オリジナル曲からカバー曲に切り替えました。  この裏側で立てていた仮説は、「未知より既知」です。つまり、音楽という分野においては、人は、新しく触れる未知のコンテンツではなく、「どこかで聞いたことのある」、既知のコンテンツにこそ琴線を揺さぶられるのではないか、という発想です。

 

引用元:人生の勝算
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前田さんは最初、オリジナル曲ばかりを路上ライブで披露していたそうなのですが、見ず知らずの少年が歌うオリジナル曲などには誰も興味がありません。

 

ですから、立ち止まってギターケースにお金を投げ込んでくれるような人はいませんでした。

 

そこで、前田さんは「どうしたら立ち止まってもらえるか」そして「お金をもらえるか」の戦略を立てます。

 

その結果行き着いたのが「みんなが知っている曲をカバーする」という戦略です。

 

確かに全然知らない曲よりも、ちょっと知っている曲を演奏している方が足を止めて聴きたいと思いますよね。

 

そこで、前田さんはまずカバー曲を演奏し、立ち止まって演奏を聴いてくれる人=ファンを増やしていきました。

 

そしてファンが増えたところでオリジナル曲を披露するなどして濃いファンを作り、多い時には月10万円を稼げるようになったのです。

 

戦略を立てて実行し、勝算を得て突破する

なにかの分野で目標を達成したり、成功したりするためには、努力が必要不可欠です。

 

しかし戦略のない努力は徒労に終わる可能性があります。

 

前田さんの著書「人生の勝算」を得たのは

 

「まず戦略を練る。そしてそれを実行する。成否を判断して、成功ならばそこに全エネルギーを注ぎ込む」

 

という戦略と努力の考え方です。

 

 

例えばフリーライターとして食べられるようになりたい! と考えるのであれば

 

・フリーライターの仕事が存在しているのはなぜか。なぜ報酬が発生するのか

・クライアントが求めているライターとはどんなライターか

・クライアントに求められるライターになるためにはなにが必要か

 

といった要素を念頭において戦略を練る。

 

そして、その戦略をもとに行動を起こして、成否を判断する。

 

うまくいきそうであれば全エネルギーを投入する。そして結果が出始める。

 

そうやって、「フリーライターとして食べられる」ことに対する「勝算」を得ることが大事なのではないでしょうか。

 

そして勝算を得たら、あとはもう努力をするだけです。

 

戦略を練らずに努力をはじめてはいけない。

 

「人生の勝算」を読んでそんなことを考えました。

 

ちなみに本著には、人生を送るにおいて考えるべき戦略や、勝算の重要性について、前田さんの実体験を元に書かれているのですが、本当におすすめの一冊です。

 

未読の方は、ぜひぜひ読んでみることをおすすめします。

 

 

 

僕は、今度は、インターネットという路上で、思い切り暴れることにしました。  必ず、世界一を獲ってきます。  情熱と努力次第で、人はどんな高みにだって上っていける。自分の人生を通じて、これを証明してみせます。  前田裕二の「人生の勝算」は今、はっきり見えています。

 

引用元:人生の勝算
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まとめ

「人生の勝算」の中で、一番面白かった部分について書いてみました。

 

最近、戦略不在な自分の行動を疑問に思うことも多く、一度じっくりと見定める必要があるなと思っています。

 

揺るぎない勝算をもとに、努力を重ねて生きたい。

 

そんな風に思っています。

 

やめたろーでした。

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