【創作裏話】「睡眠花」はどのようにして生まれたのか

小説

どうも、会社やめたろー(@kaishayametarou)です。

 

先日、新作小説をnoteにアップしました。

 

睡眠花」という作品です。

 

 

 

今回も、別に誰にも聞かれていないのに、この作品が生まれた裏話過程についてブログにしてみようと思います!

 

※作品内容にバンバン触れていますので、もしネタバレが嫌だという方がいらっしゃいましたら、先に作品を読んでいただけると嬉しいです!

 

アイデア

今回は「寝不足」「」という単語でアイデア作りをしてみました。

 

今回も、前回の「タフの芽の天ぷら」同様に、比較的すぐアイデアは生まれました。

 

「寝不足は困るものだから、それを解決する便利アイテム的なものがあるといいなぁ〜」

 

みたいな感じで「困ったことを解決する不思議なアイテム」というある意味ドラえもんチックでややクラシカルなアイデアの方向で行くことにしました。

 

次に「花」の特性を考えました。花は、咲いたら枯れてしまいます。

 

この特性を活かして、「睡眠効果がある花が咲いて、枯れる時に目がさめる」という「睡眠花」のアイデアが生まれました。

 

アイデアとしてはそこまでひねりがなく、比較的ストレートに考えた作品と言えそうですね。

 

オチ

前の、「タフの芽の天ぷらの記事」でも書きましたが、私は別にショートショートと言えども必ずオチがある必要はないと思っています。

 

ただ、物語の「落とし所」は見つけるべきだと思っておりまして、読者を楽しませるためになにかしらの仕掛けが必要になります。

 

今回、登場人物を考えたときに、なんとなく、寝坊というキーワードから「新入社員の女の子」が浮かびました。

 

ちょっとドジな女の子ですね。

 

そして、舞台設定を考える上で「みんなが退社した後の、静かな社内」が思い浮かびました。

 

まだ会社員だった頃、自分が最後の退社になった日のことはよく覚えています。昼間はにぎやかな社内が、シーーーーンとなって、なんか不思議で心地よい感じがしました。

 

あの独特な感じを作品に使いたいなぁと思い、「昼寝をするはずが、睡眠花で寝すぎちゃった」というオチにしようと考えました。

 

そのために、昼寝用の十五分の睡眠花が生まれたような感じですね。

 

ラスト

今回はけっこうラストに悩んだ作品でした。っていうかいつも悩んでいますね。

 

「寝すぎちゃった」というオチがあるので、その上で物語をどう終わらせるか……。

 

そこで初めて「高坂くん」という登場人物が生まれました。

 

そういうドジっ子な女の子には、しっかり者の男の子がセットでいて欲しいという私の好みです。

 

そして、この高坂くんが、最後にデレる、というラストにしてみました。

 

今まで「睡眠花」という不思議アイテムで話を引っ張ってきて、最後に高坂くんの恋愛模様で終わらせるという持って行き方ですね。

 

我ながらけっこうこのラストは好きです。この後二人はどうしたのか、想像していただけると嬉しいです。

 

まとめ

先日アップした小説「睡眠花」についての創作裏話を書いてみました!

 

この記事、需要なくても楽しい!

 

自分はこう考えて作品を書いていたんだなーって再認識できます。

 

頼まれなくてもまた書くよ!

 

やめたろーでした。

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