実家に引きこもって「やりたいことがある」とか言って働いていない馬鹿野郎に言いたいこと

その場のテンション

どうも、会社辞め太郎(@kaishayametarou)です。

 

学校を卒業したのに実家に引きこもって「やりたいことがある」とか言って働いていない馬鹿野郎に言いたいことがあります。

 

実家を出ろ

まず、実家を出ろ。

 

実家を出て一人暮らしをするとなると、その為の資金を稼がなければならない。
一体それがいくらくらい必要なのか。算出してみたことはあるか。

 

私の場合、この記事に書いた通り、ひと月生きていくのにかかる金は約17万円だ。(もうちょっとかかるかな?)
https://kaishayameruzo.com/archives/17

 

ただしこれは私の場合で、家賃相場とか、食費とかで前後してくると思う。人によって違う。

 

まずそれを肌感覚で学ぶこと。予想を立てて「これくらいかな?」って満足しているだけじゃダメだ。

 

実際に実家を出て、毎日スーパーで食材を買って、肉がいかに高いのかを知り、野菜がいかに高いのかを知り、電気代とガス代がこれくらいで、お風呂にお湯をはるのとはらないのでは水道代がこれだけ違うということを学ぶ。

 

金を稼げ

そして自分一人を養えるだけの金額をバイトでもなんでもして稼げ。

 

自分ひとりを養うだけの金額を稼ぐことがいかに大変かを学べ。全てはそれからだ。

 

実家は自由度が低い

なぜ実家を出て、金を稼がないといけないかというと、そうしないと「やりたいこと」が去勢されるから。

 

まず、実家にいると、一人暮らしと比べて自由度が低い。

 

例えばやりたいことが「ニコ生で発信して有名になる」とかだったとしたら、「親が乱入するかも」という理由で思う存分出来なくなってしまうかもしれない。

 

「プロブロガーになりたい」というやりたいことがあっても、ものすごく勢いにのって記事を書けているときに親に雑用で呼ばれるかもしれない。
寝食忘れて没頭したいけれど、「ご飯よー」と呼ばれて「お風呂入っちゃいなさい」とか言われて腰をおられるかもしれない。

 

一人暮らしをすれば自由だ。果てしなく自由。なにをしてもいい。いつしてもいい。文句を言うものはいない。
思う存分没頭できる。

 

まずこれが大きい。

 

金を稼ぐと「やりたいこと」が飛躍する

そして金を稼ぐことがなぜ重要なのか。それは「社会に対する申し訳なさ」をなくす為だ。

 

金を稼がず親の金で食わせてもらっている人は、どこかでそのことに気負いがあるはず。

 

気にしてないというやつなんていないと思う。
なぜなら、社会が「それは悪いことだ」って言ってるから。

 

気にしていないつもりでも「じつは悪いことなんだ」っていうことが頭の隅にあるはずで、そしてその気持ちが「やりたいこと」を押さえ込んでる。

 

「やりたいことがあるけど、金を稼いでない馬鹿野郎だから、なんか申し訳なくて、できないな……」

 

とか考えてる。

 

だから、まずは四の五の言わずに自分の食い扶持を稼げ。バイトでもなんでもいい。

 

そうすることで、申し訳なさがなくなる。なんてったって自分の食い扶持を自分で稼いでいるから。
誰も文句を言う資格はない。

 

そういう状態になることで初めて「やりたいこと」を自分で、全力で肯定することができる。

 

そうすることで「やりたいこと」はもっとクリアになって、大きく、飛躍する。

 

「金を稼いでなくて申し訳ない。親に迷惑をかけている」
みたいなくだらないマイナス感情は、さっさと働いて消し去れ。

 

やりたいことがあるっていうのはすごく良いこと

なぜこんなことを言いたいのかというと、「やりたいこと」があることってすごく魅力的で、そういう人を私は尊敬しているからだ。

 

「やりたいことが見当たらない」という人もいっぱいいて、そういう人は見つけようと思っているだけ、素晴らしいと思う。そういう人も同じように尊敬していて、頑張れ! と思っている。

 

やりたいこともないのに、それを見つけようともせず惰性で生きてるっていう人が私は苦手だ。
そういう人もいていいと思うけど、お近づきになりたくない。
そういう人といると、気持ちが削がれる。マイナス思考になる。

 

だから、「やりたいこと」がある人がその「やりたいこと」が阻害されるような環境にいることは、とてももったいないと思う。

 

「漫画家になりたい」と言いながら引きこもっていた私の友人

私の友人で「漫画家になりたい」って言っているやつがいた。

 

そいつはすごく絵がうまくて、私は「おまえは漫画家になれる! 絶対なれる! 絵うまいし」と言い続けて来た。

 

でも、そいつは大学を辞めて家に引きこもるようになってから、みるみるうちに活気がなくなっていった。

 

「どうすればいいか分からない」

 

みたいなことも言っていて、「漫画描けよ」と言うのだけれど、「漫画で金稼げるか分からないし」とか言ってた。

 

つまりこの時の彼の状況としては、「漫画家になりたい」という夢が、金が稼げていないことで抑制されていた。
親ともうまくいっていなかったみたいだし。

 

だから、渋谷の赤提灯みたいな飲み屋で、別の友人と一緒に「まずは家を出ろ。金を稼げ」と言った。

 

私がその時払っていたひと月の生活費を事細かに教えて、「おまえの住んでいる地域なら家賃相場がこれくらいだからこれくらい稼げれば生きていける。時給1000円のバイトなら月に何時間、週に何時間、日に何時間働けば大丈夫」ということを伝えた。

 

そして、稼いだあとは思う存分漫画を描け! と伝えた。

 

今では、彼は実家を出て一人暮らしをしながら漫画を描いている。
新人賞みたいなのに応募していて、出版社の編集の人に作品を見てもらったりしているらしい。

 

それは彼にとってとても良い状況のようで、死ぬほど生き生きしている。

 

「漫画家になりたいなぁ」とだけ言っていた男が、かなりその夢に肉薄してきている。

 

私は、彼は漫画家になれると思う。このまま続けていけるなら。
たまに「なれなかったどうしよう」みたいなことを言っている時は、私の得意な文章で「絶対なれるから諦めるな」ということを伝えるようにしている。

 

まとめ

つまり、なにが言いたいかというと

 

「金稼がないで実家にいると、やりたい! という超素敵な気持ちに抑制がかかってもったいないからさっさと実家出ちまえ」

 

ということです。

 

 

「やりたいこと」以上に優先することなんてないから、生きるためのお金とかいうくだらないことはさっさと解決してしまえ!
ということです。昨日お風呂に入っていたら思い出したので書いてみました。

 

ちなみに、しっかりお金を稼ぎつつ、実家にいる人は「賢いなぁ」と思っています。

お金めっちゃ貯まるしね。

 

私は自由のために一人暮らしを始めたけど、「お金を貯める為に実家にあえて、いる」という戦略は全然ありだと思います。

 

こんな感じです!

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