どうも、会社やめたろー(@kaishayametarou)です。
フリーランスとして仕事をしていると「継続依頼」をいただくことがあります。
「継続依頼」とは「また同じような仕事やってくんない?」と依頼されることです。
継続依頼は嬉しいです。
なぜなら、少なくともその仕事についてクライアントに満足してもらって、認めてもらったということですから。
今回は、そんな継続依頼をもらうコツについて書いてみようと思います。
なにか一つでも上回る
まず最初にコツを書いてしまうと、継続依頼をもらうコツは
なにか一つでも依頼内容を上回る
です。
例えば、以下のようなやり方があります。
・依頼された最低文字数より多めで提出する
・依頼された見出し構成に一つだけ見出しを加えて提出する
・依頼された納期より一日だけ早く提出する
こんな感じで、なんでもいいからクライアントの依頼を少しだけ上回る。
そうすると継続依頼をもらえる可能性がグッと高まります。
これ、なんとなくどこかで聞いたことのあるコツかもしれませんが、超真理です。
そう思う理由をご説明します。
クライアントはライターを信用していない
ちょっとおかしな表現かもしれませんが、クラウドソーシングで仕事を依頼する時、クライアントは初めてのライターをあんまり信用していません。
と言うのも、クライアントとしては依頼したライターの顔が見えないので、信用のしようがありません。
ですから、仕事を依頼するクライアントの意識はこんな感じです。
「まぁ最悪、こっちが提示したポイントだけ守ってくれればいいかな」
ずいぶん意識が低いですよね。
でもこれくらいで考えておかないと、質の低いライターに当たってしまったときのショックがとても大きいのです。
最近、クライアントとして発注する側に回ってわかったのですが、本当に期待しすぎて裏切られるショックは大きいです。
「本当はこの内容なら600文字欲しいけど、とりあえず500文字以上にしておくか」
とか考えて依頼すると、500文字すれすれとか491文字の原稿しか集まらなくてがっかりすることになります。
そんな風になるのであれば、最初から「これだけできていればまぁいいや」という内容で依頼をしておいて、その最低ラインだけは守らせるという思考になるのは当たり前です。
そこに!
こちらが言ってもいないことをなにか一つでもプラスしてやってくれるライターがいたらどうするか。
「この人にもっかい頼も♪」
ってなります。これは間違いない。
さらに言うならば、クライアントとして発注してわかったのですが、ライターは「言われたことの最低ラインギリギリ」の仕事をする人が大半だと言うこと。
先ほどの「500文字の記事依頼」で言えば、「514文字」とか「520文字」とかで提出されることが多いです。
それはそれで良いんです。合格ラインなので、まったく問題ない。
しかしそこで「すみません内容調べてたら800文字になっちゃいました」みたいな人が登場するとめちゃくちゃ目立ちます。
こいつ、イイ! もっかい依頼したい!
ってなります。
クライアントの依頼詳細は「最低ライン」と捉えて仕事をする。
だからなにか一つでも上回る努力をする。
それが継続依頼をもらうコツです。
まとめ
クライアントとして仕事を発注すると、その仕事の本質について迫ることができます。
「こういう感じの仕事をする人が多いんだ! じゃあこうやって仕事したら仕事増えるんじゃ……?」
みたいな戦略を立てられるようになります。
授業料としては高めですが、試してみる価値はあるんじゃないかと改めて思っているのでした。
関連記事
コメント
Webメディアの外注フリー編集者です。文字数に制限のないWebメディアでも、依頼した文字数よりあまりに多いのは困る、という場合も。
+100文字程度ならともかく、500文字→800文字は1.6倍。他の記事とのバランスも悪くなりますし、ただ削ればいいというわけにもいかず、けっこう手間ですよ。また次も頼もう!とはなるかは微妙です。少なくとも、毎回それをされたら厳しい。
文字数内におさめるのもライターの腕ですが、構成的にどうしても大幅オーバーするなら、クライアントに相談してみたほうがよいかもしれませんね。
そうですね!
ちょっと言葉足らずでしたが、もちろん「○○○文字以上」となっている場合以外は、100文字程度の誤差におさめるようにしています。
確かに、あまりに多すぎると編集する側が逆に大変ですものね。