不幸を悲しむためにもお金が必要だ|「ガンカンジャー」感想・レビュー

その場のテンション

どうも、会社辞め太郎(@kaishayametarou)です。

 

先日、なにげなくFacebookを眺めていたら、この漫画の広告が流れていました。

 

「ガンカンジャー」(レジンコミックス)
(もしかしたら無料会員登録? みたいなことをしないと見れないかもしません)

 

普段こういう広告はあまり踏んだりしないのですが、これはものすごく気になって読んでみました。

 

ある日突然、癌であることを宣告された若者のお話なのですが、とても胸に迫るものがあり、仕事を始める時間になっても読みふけってしまいました。そしてこんなことを思いました。

 

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お金が必要だ

30歳を目前にして思う。

 

お金が必要だ。

 

今は、両親共に元気だ。でもいつ体調を崩すかは分からない。
そしてそれは、私も一緒。妻も一緒。

 

もしそういった状況になったとして、その時真っ当に、きちんと「悲しむ」為にはお金が必要だ。

 

純粋に「この状況が悲しい」と思う為にはお金が必要だ。入院させる、手術を受けさせる、医療費を払う。その為にお金が必要だ。

 

お金がなかったら、それは「やるせなさ」になってしまう。

 

私は、不幸になったら不幸そのものについて悲しみたい。お金がないことで、お金のないやるせなさでその気持ちを濁らせたくない。

 

私は今、お金を稼げていない。

 

一歩一歩鈍足で進んで、サラリーマンの月収の3分の1程度を稼いでいる。

 

今、私の周りにふいに不幸が訪れたら、そこには「お金の問題」が介在してしまう。しっかりと悲しむ為にもお金が必要だ。

 

みんな、幸せになる為にお金が必要だって言うけれど、物が欲しいからお金が必要だと言うけれど、でも、悲しむ為にもお金が必要なんだ。

 

お金がないということは、とてもやるせない。心が、お金に支配される。生きて行く為にという思考が、喜怒哀楽を押し殺していく。

 

僕が稼げるようになりたい理由は、そういうところにあるかもしれない。

 

死生観の変わる作品

癌患者になった人の漫画を読んで死生観が変わるなんて、とても分かりやすくて自分でもどうなんだろうと思いますが、この作品にはその力があります。

 

そして、これまでも私の死生観を変えて来た作品は、たくさんありました。

 

それでも僕は夢を見る

「夢をかなえるゾウ」で有名な水野敬也さんと今やパラパラ漫画で有名になった鉄拳さんの共著ですね。有名なので、読んだことのある人も多いかもしれません。

 

この本では、「夢を見ることの大切さ」そして「その為に今なにをすべきか」をいつも教えてもらっています。

 

単行本でもkindleでも買って、何度も読んでいます。

 

 

あなたの物語

こちらも同じく、水野さんと鉄拳さんの本ですね。

 

ネタバレになるのであまり書けませんが、この本を読むと、今あるこの命がとても大切なものなのだと思い出すことができます。

 

いつもそういうことを実感できていればいいのですが、人間は慣れますし、忘れるので、こういう物語の力が必要なんだと思います。

 

この本も、何度も読んでいます。

 

 

死んで生き返りましたれぽ

こちらは、ある時期とても話題になったweb漫画です。

 

過労やストレス、そしてそこから来る体調不良で死にかけた作者の物語なのですが、この本を読むと、私は私ひとりの思いだけで生きているわけではないんだなと、そんなことを思います。

 

たとえ、周りの人々に迷惑をかけることになっても、生きているべきなのだなと思います。

 

 

私はねー、どんな形でも、たっちゃんが生きててよかったと思うよ

死んで生き返りましたれぽ」より

この一文に、いつも胸がつまります。

 

まとめ

物語の力というのはすごいと思います。

 

それがノンフィクションであれ、フィクションであれ、私たちの心を動かします。

 

たまに「物語を読まないとそんな大切なことに気がつけないのか!?」と怒る人がいますが、人間は、慣れるし忘れるものなので、物語が必要なのだと思います。

 

この記事でご紹介した物語は、他人の不幸を悲しむ物語ではなく、「今をきちんと生きよう」と、襟元を正す為の物語です。これから先も、きっと何度も何度も読むと思います。

 

皆さんも、もし気になる作品があれば、是非読んでみてください。

 

「ガンカンジャー」(レジンコミックス)

 

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