私がMacBookおじさんになれない二つの理由

その場のテンション

どうも、会社やめたろー(@kaishayametarou)です。

 

流行りのネタを一つ。

 

今話題の「MacBookおじさん」をご存知でしょうか。

 

MacBookおじさんとは、10代〜20代くらいの若者にMacBookをプレゼントするという謎のおじさんたちです。(ホームページみたいなのもあるよ!

 

ブロガーのイケダハヤトさんが

 

「イケてる若者にMacBookをあげてます!」

 

とおっしゃったことが発端となって、

 

「頑張って色々やってみたいけど、良いパソコンをすぐに買えるだけの金銭的余裕がない若者」

 

をバックアップしよう! みたいな感じで「MacBookおじさん」が誕生しました。

 

若者がMacBookおじさんに対して自分が実現したいことや今頑張っていることなどをプレゼンして、見事MacBookおじさんの目に留まればMacBookをもらえるというわけです。

 

私がMacBookおじさんの流れに参加するとしたら、もちろん若者側ではなくMacBookおじさん側なのですが、私がMacBookおじさんになれないと思う理由を書いてみます。

理由その① 金銭的理由

まずMacBookおじさんになるためには、当然MacBookを購入して若者に送るためのお金が必要になります。

 

MacBookの値段が正確には分かりませんが、たぶんだいたい20万円くらいでしょう。

 

この20万円というお金。

 

これくらいのお金がどういう意味を持つかは個人によって様々だと思いますが、私の場合、

 

「1ヶ月けっこう頑張って働いて得られる手取り金額」

 

が今のところだいたい20万円です。

 

ですから、MacBookおじさんになって若者を支援するための金額としてちょっと“重たい”金額なのです。

 

もちろん貯金などからMacBook購入費を調達することはできます。

 

しかし、そうやってMacBookをあげても

 

 

やめたろー
「ハァ……ハァ……はい、MacBook。頑張ってね……ニコォ(痩せこけた笑顔)」

 

若者
「あ、ありがとうございます(なんかあのやめたろーって人、MacBook買うの大変そうだったけど大丈夫かなぁ……)」

 

 

みたいな感じになると思います。

 

MacBookおじさんは若者に”気持ちよく”MacBookをあげなくてはいけません。

 

もらった若者が「よし! 頑張ろう!」とまっすぐ思えて、おじさんがそれを暖かく見守れる感じじゃないとダメな気がします。

 

若者が「あのおじさん、大丈夫かな。なんか申し訳ないな……」みたいに感じてしまってはそこでMacBookおじさん終了です。

 

そして、MacBookおじさん活動は若者への支援であり、その本質は「投資」みたいなものだと思っています。

 

MacBookおじさんになって若者を支援することで、MacBookおじさん自身が得られるものはたくさんあるでしょう。

 

めちゃくちゃ分かりやすく言えば、今MacBookおじさんとして名乗りをあげることで、自分自身の良い宣伝になりますし、MacBookをあげた若者がすごい人になったときに、

 

「私はあの人からMacBookをいただきました。あのMacBookがなければ今の自分はいません」

 

とか言ってたら、それはもう20万円というお金以上の価値を持つでしょう。

 

しかし今の私にとって20万円というお金は、投資に回せる金額ではありません。

 

2万円ならいけると思う。

 

でも2万円では「たくさんのキュウリ」くらいしか買えないと思います。

 

MacBookおじさんは、あげるものが「MacBook」だから絶妙なのであって、キュウリではいけません。

 

MacBookは、ブログを運営したり動画を編集したり、デザインやプログラミングをしたりなど若者がなにかやりたいことを実現するために便利なツールです。

 

MacBookがなくても最悪できるけれど、MacBookがあった方が飛躍的にその効率が上がる、そんなツール。

 

MacBookがあれば、その若者が今よりもっと速く成長できるからこそ、MacBookをあげるわけです。

 

ですから私が今「キュウリおじさん」になったところで、意味がないのです。

 

「キュウリさえたくさんあれば、今よりもっと力を発揮できるんです! とにかく今はキュウリが必要です。キュウリ。キュウリ!」

 

みたいな若者はいないと思う。

 

もしいたらそいつは河童だと思う。

 

理由その② 応援的理由

MacBookおじさんは、若者に「おらよ!」ってMacBookをあげたからそれでおしまい! という活動ではないと思います。

 

MacBookを上げた後も、「ふむふむ頑張っとるな」みたいな感じで生暖かく見守る。それでこそMacBookおじさんなのではないでしょうか。

 

つまりMacBookおじさんは、自分以外の誰かを応援する人です。

 

そして、MacBookおじさんになる! と決めたらそれなりにMacBookおじさん活動に時間を割く必要があります。

 

(おそらく)たくさん送られてくる若者からのDMなどを真剣に読んで、その若者のtwitterやらブログやらを読んで、どの若者にMacBookをプレゼントするか決めるだけでもかなりの時間を割く必要があるでしょう。

 

では今の私がその活動に大量の時間を割くべきかというと、そうではないと思います。

 

今の私にその時間があったら「ライティングスキルを上げる」「ブログをたくさん書く」といった時間に当てるべきだと思います。

 

分かりやすいようにあえてネガティブな表現をすれば、今の私には誰かを応援する余裕がないわけです。

 

今はまだ自分が頑張って、若者を応援できるようになったら応援しよう! というのが今の私の気持ちです。

 

一方、私が現時点で「頑張って欲しい!」と強烈に思っている人たちがいます。

 

それは、以前のブログ記事でも書いたように、

 

・本当は東京に住むことが苦痛だけど、仕事の関係で移住なんかできない

・会社に通うことが嫌で嫌で仕方ないけど、生きるために仕方なく会社に通っている

 

というような人たちです。

 

私がそういう人たちに今できることは、ブログやnoteなどで「在宅仕事でもいけるぜ」とか「地方移住はこうすると結構やりやすいぜ」みたいな情報を発信することだと思います。

 

ですから、私はまだMacBookおじさんにはなれないけれど、とりあえずブログを使って「情報発信おじさん」になろうと思います。

 

まとめ

MacBookおじさん、面白いですよね。

 

すごく話題性もありますし、かつ見ていて「いいね!」と思える。

 

私ももちろん若者には頑張って欲しいと思っていますが、今はまだMacBookをあげる余裕がありません。

 

ですからとりあえず私は自分が無理なくできる、ブログでの情報発信を頑張っていこうと思います。

 

若者がんばれ! 私もがんばる!

 

やめたろーでした。

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