どうも、会社辞め太郎(@kaishayametarou)です。
先日の台風、すごかったですね。東京も直撃して、山手線なんかが止まってかなりの人が苦労したようです。
私も会社にいた頃は、台風や大雪の日に出勤するのが本当に嫌でした。「なんでこんな日に会社行かなきゃいけないんだよ」と思わない日はありませんでした。
大雪の日には、この記事に書いたようなこともありましたしねw
参考記事
個人的にはそういう日ぐらい1日会社休みにして、取引先には
「台風(大雪)なんでサーセンwww」
ってメール送るだけじゃだめなのかな? と思っていますが、そうもいかないというケースが多いのでしょうか。
仮に私が「やめたろうカンパニー」という会社の社長だったらこうしよっかな! ということを書いておきます。
台風や大雪は災害だから災害時マニュアルを作る
とりあえず大前提として、台風や大雪などの「出勤が困難になる事象」については災害認定をするという前提のもと、マニュアルを作る。
そしてそのマニュアルを社員に必ず守らせるようにする。
これが、まずは大前提です。
企業によってはこの災害時マニュアル自体がないという場合も多いと思いますし、そもそもあってもみんな存在自体を知らなかったりよくわかっていないというケースもあると思います。
ですから、まずはこのマニュアルを整備し、きちんと社員に浸透させておく。これが大前提です。
そして、マニュアルにはこんな感じのことを書きます。
災害時にはあらかじめ決められた時間までに出勤や退勤についてのメールを送る
台風や大雪といった災害時には、出勤や退勤に関してのメールを社長である私から直接全社員に送ります。
例えば、朝から通勤ラッシュに災害がぶちあたるような可能性がある場合は7:00までに「今日は会社来なくていいよ」というメールを流す。
「出勤が困難と思われる場合は出勤を控えてください」
みたいな曖昧な言葉だと出勤しちゃう人も多い真面目な国なので、「出勤しちゃダメ」という内容にする。
だから、逆に7:00までにメールが来なければ、出勤できるという判断を私が下していることになるので、社員は出勤する。
退勤の場合は11:00までに連絡するとかにしておいて、天気予報によっては適宜メールをする。
そして、その見極めが間違っていそうな場合は社員から私に直接メールして良いことにする。私はその内容を鑑みて判断する。
その日は、申し訳ないけど有給休暇扱いか、有給がない人は欠勤扱いにする。
そういう日にも「出勤しなきゃ!」と思う人って、欠勤になって給料減るから! っていう人は少なくて、周りのみんなも行くと思うから! という場合が多いように思うので、このような対応にします。
取引先対応はメールか転送電話で
取引先への対応は、極力メールで済ませるようにする。だから、Gmailなど社内にいなくても使えるメールを普段から使用しておきます。
さらに、電話については転送電話で対応します。
会社から電話を支給しておき、会社にかかってきた電話はその電話に転送できるようにする。
その対応は社員全員ではなくて、あらかじめ決められた人員で行う。
その対応をしてもらった社員には、後日1日か半日の振り替え休日を与える。先ほどの「メールで対応をした」社員にも、メールを送った本数に対して同じように振り替え休日を与える(ccかbccで必ず上司にあたる人物を入れておいて後日申請できるようにする、とか)
これらの取り決めは「半強制」である
そしてこれが一番大事なのですが、これらの取り決めは社長命令として、強制力を持つようにします。
結局、台風とか大雪で出勤しなければいけない状況になるのって、「自分としてはいかなくても大丈夫っていうか行きたくないんだけど、他のみんなが出勤してたらアレだしなぁ」という場面がほとんどだろうから、その不安を社員に与えない為にも、強制力を持たせておきます。
ただ、本当にどうしても出勤しなければならない、あるいは取引先に行かなければならない場合は、そこは個人の判断に任せる。(ただこれでは意味がなくなる可能性があるので、場合によっては絶対強制にした方がいいかもしれません)
まとめ
とりあえずこんな感じでしょうか。
いろいろ問題はあるんでしょうけど、なにしろ大切なのは「今日会社に来なくていい!」という意思を会社側から発信してあげることだと思います。
そういう取り決めすらない会社って多いじゃないですか。
だから、元来真面目な日本人はみんなせっせと出勤してしまう。
台風や大雪の日に頑張って出勤しても疲れるだけですから、思い切ってその日は休みにしてしまうという判断を、社長だか実質的に会社を動かしている人物に下させる。そういう仕組みくらいあっても良いと思いますし、そういう会社が増えるといいなと思っています。
先日、あの状況の中会社で仕事をされた方、あるいは今そういう状況で仕事をされている方、お疲れ様です。疲れがたまっておられるでしょうから、しっかりと休める時に休んでください。
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