どうも、やめたろー(@kaishayametarou)です。
先日、こんなツイートをしました。
(続き)去年の今頃はまだ会社にいて、両手に抱えきれないほどの仕事に奔走していた時期。
上司は助けてくれず、一方で自分を頼ってくる部下を不安にさせない為にニヤニヤ笑いながら「大丈夫だよ」とか言っていて、自宅に帰ってくるなり妻の前でふいに泣き出すような、そんなボロボロの状態だった。— 会社やめたろー@フリーライター (@kaishayametarou) 2016年12月28日
完全に自分に酔った高校生みたいなツイートで大変恥ずかしいのですが、でもひとつだけ思い出したことがあります。
会社にいた頃、私は「孤立」していました。そして、それが一番辛かったです。
孤立するとはどういうことか
会社で「孤立」するとはどういうことかというと、なにも学校のいじめみたいにハブられることではありません。
もちろん、そういう社内いじめみたいなものも存在します。
しかし、いじめ以外にも孤立する可能性があるのです。
それは周りの人々が「無関心」になる時です。
一緒に仕事をするべき上司や同僚がその仕事に対して無関心になって、自分一人だけでその仕事を遂行しなければならない状況になる。
そして、それを誰にも相談できない状態。それが「会社で孤立する」ということです。
私は去年の今頃、完全に会社で孤立していました。
誰もやったことのない仕事(ずっとやっていた人が退職した)を一人で抱え込み、上司は無関心、部下は別件で手一杯、他の社員に相談できる人がいない。そんな状況でした。
それまではなにか難しそうな仕事があっても、上司がアドバイスをくれたり、周りの社員が相談にのってくれたりということがあったのでなんとか乗り越えてこれました。
しかし社内で孤立し、なんだか一人だけで困難な仕事をしているような気持ちになった時、私のストレスが限界を迎えたのです。
会社の仕事はチームでするもの
そもそも、会社で発生する仕事というのは、その大部分がチームで行う仕事です。
今、私はフリーランスのライターとして働いているので、ほとんどの仕事を一人でこなしています。
そしてそれは、一人でこなせるだけの仕事を受注しているからに他なりません。
しかし会社の仕事というのはその大部分が個人で行うレベルの大きさではなく、チームで行うべき規模であることが多いです。
例えば、単純に「大掃除をする」という仕事があったとしても、自分の家だったら一人でもやれますが、会社全体となればチームで動かないと完遂できるわけがありません。
しかし、会社で孤立するとそれくらいの規模の仕事を一人でやらなければいけなくなります。その負荷は非常に高いものです。
ですから、社内で仕事を抱えたまま孤立する状態が、一番危険な状態なのです。
孤立しないためには
では、社内で孤立しないようにするのはどうすればいいか。
それは一人でも多く「相談できる人」を作ることです。
同じ課、チームの人間は本来味方であるはずですが、そうならない場合が往々にしてあります。
上司は自分の仕事が忙しいからと無関心だったり、ほかの同僚も自分の仕事があると助けてくれなかったり。
そうした時に相談できる相手を社内でできるだけ多く作っておくだけで、孤立は防げます。
たとえ一緒に実働はしてくれなくても、相談にのってくれるだけでも大いに助かる場合があるのです。
そしてそれには、自分の課やチーム以外の人とも飲みに行ったりして、社内の人脈を広げる必要があります。
そのあたりうまく立ち回れる人が会社では生き残り、うまくやっていくのでしょう。
私はそれがどうしてもわずらわしく、会社という集団で仕事をすることから離れました。
まとめ
会社で最も大変なのは「負荷の高い仕事を任されること」ではなく「孤立する」ことです。
規模のでかい仕事を抱えているのに、誰にも頼ることができず、相談することもできない。
この状況が一番辛いです。
会社で発生する仕事というのは、その大部分が個人ではこなすことのできない規模の仕事です。
ですから、周りと一緒にやったり、もしくは相談にのってもらってなんとかこなす必要がある。
だから、なによりも孤立しない状況を作ることが大切。
去年の私はまさに大きな仕事を孤立しながら進めている状態でした。そして、限界を迎えてしまったのです。
会社から離れて時間は経ちましたが、その時の辛さはよく覚えています。
年末、一年を振り返りながらそんなことを思ったのでした。
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