仕事ができない人の共通の特徴として
「相手の事を考えていない」
というものがあります。
13時に打ち合わせを入れる人間は思考が停止している
13時に打ち合わせを入れられると私はカチンと来ます。
どういう事か。
「13時から打ち合わせ」という事は、13時ちょうどには会議室なりなんなりに移動しておかなければならない。
会議前にちょっと資料を読んでおくような時間も必要だろう。(昼休憩前に行ってもいいが、直前に読んだ方が頭に入りやすいに決まっている)
という事は、12時から13時までの休憩時間のうち、何分かを仕事にあてなくてはならなくなる。
その事が気にならない人もいるだろう。
だが私は猛烈に腹が立つ。
昼休みは食事と仮眠と読書の時間として目一杯時間を使いたい。
しかしそれを阻害される。
そして13時に打ち合わせを入れる人はそこまで考えが及んでいない。
自分は気にならないというのは結構な事で好きにして欲しいけれど、それが我慢ならない人がいるという想像力がない。
仕事においてこの想像力がないというのは致命的である。
前の記事でも書いたが、こういった想像力、共感力は仕事において唯一必要ともいってもいい能力なのです。
取引先にとっても迷惑
13時の打ち合わせが社内ではなく、社外の人間との打ち合わせであった場合、これはもう最悪だ。
往訪する場合、前述の通りその人の休憩時間を奪うわけで、来客の場合も13時ちょうどに開始という事はその分昼ご飯がゆっくり食べられないという事になる。
大事なのは「想像」したか
13時に打ち合わせを入れる事はこのように多方に迷惑をかける。
どうしてもその時間しか都合がつかないのなら
「すみません、13時で! すみません!」
くらい言っても良いくらいである。
そして、こういった「13時に打ち合わせを入れるとどうなるか」という事を「想像したかどうか」がとても大事だ。
なにも考えずに、そこが空いていたから打ち合わせを入れたという事だったら、それはなにも考えずに仕事をしている事になる。
打ち合わせの時間一つとっても
「あの人はその前に何々をしているから、少しずらそう」
「こういう話題ならば、なるべく午前がいいな」
「凝り固まりそうだけど、金曜の夕方の時間なら開放的な意見が出そう」
などなど、考える余地は山ほどある。
その事に思考が及んでいるか。
その基礎的な能力が打ち合わせの時間設定以外にも大事なように私には思えてなりません。
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