どうも、会社やめたろー(@kaishayametarou)です。
私はたぶん普通の人よりも本を読む方だと思います。
「読む本の量ランキング」みたいなランキングがあったら、少なくとも半分より上のランキングにいると思います。
そんな私がいつもこうありたいと思っている、
「本代の元をとるための究極の読書法」
をお伝えいたします。主にビジネス本の場合です。
読む前のテンションを整える
まず、本の価値は読む側のテンションによってめちゃくちゃ変わってきます。
よく言われる「積ん読」は、本を買ったときのテンションを忘れてしまって、本の価値を実感できなくなったために読むことができない状況です。
本は「読みたい!」と思うから買うものであって、欲しくもないのに買う人はいないと思います。それなりに高いですし。
ですから「読みたい感」がMAX状態である買った直後に読むのが本当は一番良いです。
先日、村上春樹の新刊が発売された際、買ってその場で読むことができるスペースを書店が作っていましたが、究極はあれが最強です。
とはいえどうしてもすぐに読むことができない状況というのは往々にしてあります。
ではどうするのかというと、実際に読む前に読書へのテンションを上げてあげることが重要です。
具体的に言うと、本を眺めまくります。まだページは開いてはいけません。まず、超眺めます。
「あぁ……この表紙……イイネ……。この色使い、たまらないなぁ。どんなことが書いてあるんだろう。ん帯ィ! この帯がまたいいんだよね! なにを書いてあるのか、ものすごい気になる! ……あとはこの装丁。いいねぇーこのフォルム。丸く、非常に柔らかい印象を与える。これは書いてある内容を表しているような気がするなぁ。この独特の匂いも……。いいんだよなぁ……。んスハァアーー!!」
みたいな感じで、まず読む前にめっちゃ興奮する。買ったときのテンションを思い出してあげる。
電子の場合は実物を眺めることはできないので、ストアの説明文とその本を知るきっかけとなったもの(ブログ記事とか)を読みまくるといいです。
「くっそ早く読みてぇ!」
ってなったらしめたものです。
そうなれば自然と書いてある内容が頭に入ってきます。
本をアーカイブ化する
みなさんは読んだ本をもう一回読むことはありますか? 正直、あんまないですよね。
それはなぜかというと
「んーーなんか良いことが書いてあったような気がするけど、さすがに全部読むのはしんどいよねぇ〜」
と考えてしまうからです。価値があるのはわかっているんだけど、無駄な部分をもう一回読むのはしんどい。
そうならないためにも、本はぜひアーカイブ化しましょう。
具体的に言うと
・付箋を貼る
・気になったところはノートに書き写す
これが最強です。
気になったり、いいなと思った部分には付箋を貼ります。そうすることで、あとでもう一回読み返すときに読み返しやすくなる。(電子の場合も付箋をつけるみたいな機能があると思います)
また、これは本当におすすめなのですが実際に気になった箇所や、ためになった箇所は小さいノートなどに書き写しておくと良いと思います。
「書く」という過程でさらに印象深くなるという効能もありますし、なんならそのとき考えたことも一緒に書いておけば、後日見直したときにその話題に対してすぐ思い出すことができます。
ここまでやれると、もう本代の8割は元がとれていると思います。
では本代の全てを回収するにはあとなにをすればいいのでしょうか。
本と行動はセットだと考える
もうこれはいろいろなところで書かれていることで私も激しく同意なのですが、本を読んだら絶対になにか行動をした方がいいです。
小さなことでも、書いてあった内容を実践する。
そうすると、本に書いてあった本当のニュアンスを受け取ることができます。
本は、行動に対するガイドブック的な感覚で良いと思います。
ガイドブックだけ読んでなにもしない人がいたら
「いや、それ実践したら?」
と言いたくなりますよね。
本もそうです。ガイドブックを読んだあと行動に移せなかったら、その価値も半減です。
読書中に「実践すること」みたいなメモをしておいて、読み終わったあと(あるいは読書中)に実践する。
そして細かい不明点が出てきたらまた本を読み返して確認する。
ここまでくると完全に本代の元をとったと言っても良いのではないでしょうか。
まとめ
本代の元をとるための究極の読書法は
・読む前のテンションを整える
・本をアーカイブ化する
・本と行動はセットだと考える
この3つです!
これが実践できれば、本は血となり肉となります。
本は、まぁまぁ高いです。1,000円以上するものが大半ですよね。1,000円あったらかなりおいしいものが食べられます。
ですから本代はなるべくきちんと回収できるように読んだ方がお得です。なんとなく読み潰してしまうのはもったいないです。
私もいつも実践できているわけではないですが、ぜひ上記の方法を試してみていただければと思います。
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