「信用をお金にかえる」ってどういう意味?解説します

その場のテンション

どうも、会社やめたろー(@kaishayametarou)です。

 

最近よく

 

「信用をお金にかえることができるから、お金はもういらない」

 

みたいな文言をよく見かけます。

 

しかし私はこの文言の意味をよく理解していませんでした。

 

「信用=お金ってどういうこっちゃ? VALUとかそういうこと?」

 

みたいな感じでした。

 

しかしようやく最近その意味をおぼろげながら理解できたので共有させていただきます。

 

あるホームレスの話

「信用をお金にかえる」について、おぼろげながら理解できたのは、この動画を観たからです。

 

 

自著「えんとつ町のプペル」の全文公開など様々な活動で話題のキングコング西野さんのトークショーの動画です。

 

この中で、あるホームレスの方の話が出て来ます。

 

その方はホームレスで、お金を一銭も持っていませんでした。

 

しかし、ある日から「自分の一日を50円で売る」という活動をし始めました。

 

一日50円で、草取りをしたり、iPhoneの予約待ちの列に7日間並んだりと、なんでもしたそうです。

 

そうした活動をすることでそのホームレスの方は、50円というお金以外に「本当になんでもしてくれた」という信用を獲得していきました。

 

遠くで依頼があったときはヒッチハイクで現場まで向かったそうです。

 

「本当に来てくれた! しかもヒッチハイクで……」

 

と顧客は感動する。そして、その方を信用する。

 

そうやってそのホームレスの方はたくさんの信用を獲得していきました。

 

そしてある日一人の女性と出会って、その方と結婚をすることになります。

 

お相手のために結婚式を開いてあげたいけれど、お金がない。

 

そこで、その方はクラウドファンディングを行います。

 

クラウドファンディングとは、簡単に言うと

 

「こういうことがしたいです! 支援してください!」

 

とネット上で呼びかけて資金を集める仕組みのことです。

 

資金を提供した側は、なにかしらの特典(今回の場合は結婚式に参加できる権利、など)を得ることができます。

 

このホームレスの方はクラウドファンディングで結婚式の支援を呼びかけ、250万円もの資金を調達しました。

 

その時支援を行ったのが、何を隠そう一日50円のサービスを利用した方々です。

 

この方々はホームレスの方に一度お世話になっているので、「彼が結婚式をあげるなら是非支援しよう!」と喜んでお金を提供したのです。

 

信用をお金にかえるツールは出揃っている

このように、信用をお金にかえるためのツールは出揃っています。

 

クラウドファンディングや個人株式のVALUなどがわかりやすいところですが、例えば「noteでノウハウを販売する」というのもある意味信用をお金にかえているわけです。

 

私も「会社を辞めてクラウドソーシングで稼ぐと決めた男の一ヶ月目、全記録」等のnoteを販売していますが、これを買ってくださる方は、私のブログを読んだりして私を信用してくださったからこそnoteを購入してくださるわけです。

 

全然知らない人が同じことを書いていても「本当にこいつ、クラウドソーシングで稼いでるの?」と怪しんで買いたいと思いませんよね。

 

また、「ブログで商品を紹介して、それを買っていただくことで収益になる」というのも信用をお金にかえることですよね。

 

「この人がおすすめしているのなら、この本読んでみようかな」などと考えて人はその商品を買って行くのです。

 

つまり、今の世の中は信用があればあるほど、その信用の力でもってお金を得ることは難しくなくなっているのです。

 

信用を得るにはどうしたらいいか

ここまでが「信用をお金にかえる」ということに関しての説明でしたが、ではその信用を得るためにはどうしたらいいのか。

 

上記の動画内で西野さんは、

 

 

「信用を得るためには嘘をつかないこと」

 

 

だとおっしゃっています。

 

嘘をつかず、自分を偽ることなく表現すること。

 

そのことによって、人は信用を獲得していきます。

 

例えば「ぶっちゃけ話」を友達とするとします。テーマは好きな子は誰なのか、でもなんでも構いません。

 

その時に、相手が嘘をつかずに本当にぶっちゃけてくれた場合は、その相手のことを信用しますよね。

 

それと同じで、Twitterなどで、いつも本当のことだけ言い続ける。

 

「こんなこと言うのはどうなんだろう」というような、自分の本当に思っていること、本能的な欲望の部分までを言い切る。

 

そしてそれを実行する。

 

そういった嘘のない自己表現をすることで、信用は貯まって行く。

 

いつも調子のいいことばかり言っているけど、全然その信憑性が薄いとか、全然実行しないとかだったら、人はその人のことを信用しません。

 

私がブログで「地方移住します!」ということをずっと書いていて、でも5年経っても実行していないとかだったら、「こいつは口だけでなんもやらないからもういいや」ってなっちゃいますよね。

 

自分がしたいと思うこと、すべきだと思うこと対して正直に発信して実行していく。

 

それが信用を貯めることなのではないかと思って、今後も活動していきます。

 

ちなみにこの辺りまでの西野さんのお話は、著書「魔法のコンパス」にも載っていますので、未読の方は是非! 普通に面白かったです。

 

 

 

まとめ

「信用をお金にかえる」

 

という文言が、長年私には謎でした。

 

「お金を稼ぐより信用を得ることの方が大事」

 

とか言われても

 

「いやでもお金を稼がないと生きていけないじゃん!」

 

とか考えてその本当の意味を理解してきませんでした。

 

しかし先ほどご紹介したキングコング西野さんの動画を観て、ホームレスの方の話を聞くことで、ようやくその意味を理解することができたのです。

 

信用を獲得できるように、活動を色々軌道修正していこうと思っています。

 

やめたろーでした。

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