【書評・感想】自分を操る超集中力【レビュー】

どうも、会社辞め太郎(@kaishayametarou)です。

 

集中力ってめちゃくちゃ大事ですよね。

 

集中力があるかないかで仕事の生産性がめちゃくちゃ変わってきます。

 

私もライターという仕事柄、集中力が発揮できるかどうかは死活問題です。

 

 

そこで、集中力がない! という方におすすめしたいのが、下記の書籍です。

 

 

 

テレビなどによく出演されているのでご存知の方も多いかもしれませんが、メンタリストのDaiGoさんが、集中力について書いた本です。(関係ない話ですが、最近までメンタリストのDaiGoさんと歌手のDAIGOが同一人物だと思っていました。名前似すぎィ!)

 

この本によると、DaiGoさんは一日に2〜30冊本を読み、その他の講演もこなし、常人の200倍の生産性を発揮しているそうです。

 

告白します。
実は、かつて私は「LLD(学習障害)ではないか?」と両親や祖父に心配されるほど、集中力がなく、本当にじっとしていられない子どもでした。

 

本書「まえがき」より抜粋

 

そんなDaiGoさんはどのように集中力を手に入れたのでしょうか。

 

集中力は鍛えられる

第1章では、集中力は天性の才能などによって発揮されるものではなく、誰にも鍛えられるものだとして、その仕組みや鍛え方を書いています。

 

それはDaiGoさんの知見だけではなく、しっかりとした実験のデータに則った内容になっているので、ものすごく参考になります。

 

イギリスの歴史学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンは1950年代に「パーキンソンの法則」として、こう指摘しています。

 

「仕事は、完了するために割り当てられた時間に応じて複雑なものへと膨れ上がっていく」

(中略)

60点程度の完成度で提出すればいい仕事について、100点を目指し、締め切りに間に合わない。あるいは100点を目指す過程で疲れてしまい、結果的にはクオリティが下がってしまう。

 

本書「なぜ見込み時間をオーバーしてしまうのか」より抜粋

 

これは、ライターとしてはあるあるな気がします。

 

2000文字の記事を1時間半でやろう! と思ったらそれなりにできますし、1時間でやろう! と思ってもそれなりにできるのです。しかもクオリティにあまり差がない。

 

集中力を高めるには

第1章で集中力のメカニズムを学んだら、次は「どうすれば集中力を高められるのか」という説明に入っていきます。

 

本書ではそれを以下の7つのポイントで示しています。

 

・場所
・姿勢
・食事
・感情
・習慣
・運動
・瞑想

 

食事によってブドウ糖が補給されると、血糖値が上昇。すると、脳にもエネルギーが行き渡り、集中力も思考力も高まります。

一方、血糖値の下降時には集中力が途切れてしまいます。

注意してほしいのが、急激に上昇した血糖値は、急激に下降する性質を持っていること。
なぜ、注意してほしいのかというと、この血糖値の乱降下に、人間は強いストレスを感じるからです。

 

本書「高い集中力を生み出す7つのエンジン エンジン3食事」より抜粋

 

本書によると、脳が働くためにはブドウ糖が必要なのですが、急激にブドウ糖を供給すると、人はストレスを感じ、集中力もすぐに途切れてしまうそうです。
そうならないためには、ゆるやかに血糖値が上昇していく食事に切り替えるのが効果的なのだとか。

 

そのための一つの方法として、間食で「ナッツ」を食べると良いそうです。

 

私も昨日さっそくミックスナッツを買ってきてみました。今日から仕事中のお菓子にはナッツを食べようと思います。

 

疲労回復方法と時間術

その他、第3章と第4章では、集中力を回復する回復術と、集中力をより効率的に発揮するための時間術が書かれています。

 

その全てが集中力を操るためのもので、明日から実践できるものばかりです。

 

私は先週末でこの本を読んでみたので、さっそく今日から実践してみようと思っています。

 

 

 

今、集中力が途切れがちだなぁという方、そして私のように時間あたりの生産性を高めたいと思っているライターの方にはとてもおすすめしたい本です!

 

 

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