【感想】99%の会社はいらない 堀江貴文:著【レビュー・書評】

本の感想

どうも、会社辞め太郎(@kaishayametarou)です。

 

先日、堀江貴文さんの新刊「99%の会社はいらない」を読みました。

 

 

 

ものすごくざっくり説明するとこの本は

 

「なんか日本の会社って色々おかしくね? これからはみんなこんな仕事をするようになるし、組織で働く人はこんな感じの組織がいいんじゃない?」

 

ということを書いた本です。

 

 

今の働き方に疑問を持っている方は、読んで損はない本だと思います。

 

 

堀江貴文さんはけっこう嫌われていることが多いようですが、私は堀江貴文さんの本が好きです。

 

なんか、言っていることに整合性があって、論理的な印象を受けるんですよね。

 

さて、ではこの本はどんな内容だったのかを見ていこうと思います。

 

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今の会社という組織のおかしな所

まず初めに、私たちの多くが所属している会社という組織について異論を唱えています。

 

第1章「日本の会社はおかしいと思わないか?」

こちらの章ではストレートに日本の会社という組織のおかしさ、そしてそれを激励する教育について異論を唱えています。

 

 

嫌々会社に通い、楽しいと思えない仕事ややりたくもない仕事をして、日々を過ごす。
どんなに頑張って仕事をしても給料はほとんど上がらない。
早く仕事をこなせばこなすほど、給料は変わらないのに仕事量だけが増え、「ダラダラと仕事をした方が残業代も出て得をするのではないか?」ということが、頭の中でチラつく。

 

本書18P「本当に『会社』は必要なのか?」より引用

 

 

これは、本当にあるんですよね。

 

私も入社したての頃などは仕事と給料の関係など気にすることなく、バリバリ働いていたのですが、ある時ふと「どれだけ働いてても給料変わらないんだよな」と思ってしまい、そこから、「手を抜きつつ同じ給料をもらってる俺=デキる」と盛大な勘違いをするようになってしまいました。

 

そして、そういう仕事は往々にしてつまらないものになっていくもので、自分のやりたい事とのずれを感じることも多くなり、結果として会社を辞めるという結論に至ることになりました。

 

そして驚いたことに、本書に書かれているような「残業代が欲しいから残業をする」という人は確かに存在します。

 

私は、さっさと帰りたいから手を抜いて適当に仕事をするという方面に行ってしまいましたが、中にはお金が欲しいから仕事をわざと複雑化して、残業するように仕向けるというような人が、一定数存在しました。

 

これは、私にとってはすごく驚きでした。残業って仕方なくするものだと思っていたし、そうまでしてお金が欲しいくらい困窮しているのか? と疑問を持った事を覚えています。

 

高度成長期のサラリーマンが退屈なルーチンワークに耐えることができたのは、社会の発展に自分の夢を重ね合わせることができたからだろう。
しかし、高度成長期が終焉してからは、そういった共同幻想を抱くことはもはや不可能になり、ルーチンワークはただの退屈な仕事でしかなくなった。

 

本書18P「本当に『会社』は必要なのか?」より引用

 

これも本当にそうだと思います。

 

いわゆる今の私の親くらいの世代と仕事観のズレはすごく感じます。

 

私が転職をすると伝えた時、親には随分驚かれましたし、「同じ職場で働くことにも意味がある」と言われましたが、一度それがルーチンワークになってしまったら、それを続けていくことなど不可能という気持ちが私にはありました。

 

昔は、そうじゃなかったのかもしれません。ルーチンワークをしていても、自分は成長している日本にあってその日本を支えている、という気持ちがあったのかもしれない。

 

でも、今はそうじゃない。だから、私たちはルーチンワークではなくて、自分がやりたいことや、やるべきことを突き詰める必要があるのだと思います。

 

どんな仕事をすればいいのか

そして、第2章、第3章では、会社の仕事以外でどんな仕事をすればいいのか? が書かれています。

 

第2章「仕事のない時代がやってくる」

こちらの章では、今後の仕事について、今の「仕事」がどんどんなくなっていくという事が書かれています。

 

先日の記事でも引用した「人工知能」についてもこのあたりに書かれています。

 

 

ネットが登場するまでは、買い物などをする際にはほとんどの場合、その間に人間が介在していた。
ネットが登場し、システム化を行うことで従事する人間の仕事量は格段に減った。
それが今度はAIを利用したボットが発達したことで、その人間と仕事自体が減っていく。

 

本書94-95P「ググれない人々と、AIのマッチング」より引用

 

これは、確実にやってくる未来ですよね。

 

今、仕事とされているものがどんどん減っていく。それは、今すぐではなくても、近い将来やってくると思います。

 

そうなる前に、どういう仕事をすれば良いのかを考え、そういう仕事にシフトする必要があります。

 

それが、次の章に書かれています。

 

参考記事

 

第3章「だから『遊び』を仕事にすればいい」

こちらの章では、今後私たちが選択していくべき仕事について書かれています。

 

本書は、機械やAIの発達によっ、私たちの仕事は減っていき、生活コストも減っていく、だから自分のやりたいことを追い求めることができるようになっていく、としています。

 

そしてそうなった時に私たち人間がするべき仕事は遊びの延長線上にあるとしています。

 

とにかく、自分の楽しいと思うことを追いかけ、その中で他人との差別化を行う。
メジャーではなくニッチなことであれば、ライバルは少ないし差別化にもなるだろう。
そして、そこに小さな1を足していく。
これが、今後到来するであろう「仕事のない世界」においてニッチな市場で実績を出す秘訣だ。

 

本書106P「仕事はエンターテイメントであるべき」より引用

 

例えば今、遊びのようにドローンを飛ばす事にはまっている人たちがいて、今後ドローンが配送や災害現場で本格的に活躍するようになれば、その人たちに仕事が生まれる、という話です。

 

大事なのは「突き詰める」ことであり、それができるのが、楽しんで行える遊びである、ということです。

 

私もこのブログは完全に遊びの範疇で行っていますが、一方で収入につながったらいいなぁとも思っています。

 

しかしまだまだ結果は出ていません。それでもこのように毎日飽きもせずに書き続けられるのは、やはり私にとって文章を書くということは得意分野であり、自分の書きたいことについて書くのは「遊び」なのだからだと思います。

 

「毎日続けるのは無理だからやめよう」ではなく、「続けられる形はどういうものなんだろう」と考えるところにいくのが重要だ。
好きなことを続けるためにも、それがさらに楽しめる場をどう作っていくのかは大切である。

 

本書127P「毎日続けること、真似すること」より引用

 

 

これも、本当にそうだなぁと思います。

 

私の場合はたまたまブログを書くということが続けられる形でしたが、人によっては動画を撮ることがそうなのかもしれないし、写真を撮ることが大切なのかもしれない。

 

大事なのは、自分が続けられる形でアウトプットしていくことだと思います。

 

例えば、映画やアニメが好きな人がそれを毎日観る、というようなインプットは誰にでもできますがそれをどのようにアウトプットするのかが大事で、自分に適した形を見つけることが大事なのだと思います。

 

文章が苦手な人はツイキャスで感想について話し倒し、それをオーディオデータとして蓄積して、オーディオブックで販売するとかいうことになっていくかもしれません。

 

大切なのは、自分が続けられる型を見つけることなのですね。

 

これからの組織の形

そして、第4章、第5章では今度人が働く上でどのような組織の形が望ましいのかということについて書かれています。

 

第4章「会社ではない組織のカタチ」

この章では、今の会社という形ではなく、新しい組織の形について書かれています。

 

具体的には、オンラインサロンのような形で参加する人がお金を「払い」つつ、仕事をするという場について書かれています。

 

堀江貴文さんが運営する「HIU」というオンラインサロンでは、毎月1万円お金を払いつつ、堀江さんと一緒に仕事をして、事業をどんどん作っていく。

 

そしてこれは書かれていませんが、その事業で得られた利益はその事業を行った人に分配されるというような仕組みなのかなぁ? と思います。

 

そういう形で人が集まった組織では、みんなが率先して様々な事を行うようになり、そこに堀江さんがネタを投下することでさらに事業の幅は広がっていきます。

 

そういう集合体が、新しい組織の形ではないか、と説いています。

 

給料の対価として労働を提供するというやり方だと、やらなくても給料をもらえてしまうことになる。
社員は労働法によって守られているからサボっていても給料がもらえるし、給料をもらうために会社に来ているだけだからだ。
だから、「やれ」と言われてもやらない。

 

本書148P「ホリエモンという”独裁者”」より引用

 

 

つまり、お金を払っているのだから動かなきゃ損だ! という意識から、率先して動き、率先して仕事を作るようになるという話です。

 

こういった場がどのように機能するかは、まだまだこれからという気が私はしていますが、少なくとも給料だけを目的に集まる、今の会社よりもいいのではないかなぁと思っています。

 

第5章「会社に属しているあなたへ」

そして最後には、今会社に属している人がどのような仕事を今後行っていけばいいのかということが書かれています。

 

その人しか持っていない知識やスキルがあれば、誰かに必要とされるはずだ。
どんなことだっていい。
「プログラムができる」でもいいし、「ものすごく知識がある」でもいい。
「誰よりもドローンを上手に操縦できる」でもいい。

 

本書199P「人は『スキル』に惹きつけられる」より引用

 

 

好きな事を突き詰め、スペシャリストとしてなにができるのかということの大切さをここでも説いています。

 

今の私で言えば「文章を書ける」ことですが、それではあまりにありふれています。

 

その中で、自分が楽しみつつ、伸ばしていけるのはどういう「文章を書ける」なのか。

 

今のところ、こういうブログを書くのは好きに違いはないのだけれど、それをどうさらに特化させていくのか。

 

それは今後の自分の課題であると思っています。

 

まとめ

相変わらずのホリエ節が満載の本でした。

 

あとがきにも書かれていますが、本を読んだら行動しないと意味がありません。

 

現状についてこの本で学んでから、では今後のために自分はどうしていくのかを考え、実践していくことが大切なのだと思います。

 

繰り返しになりますが、今の働き方に疑問を持っている方は、読んで損はありません。

 

是非、お手にとってみてください。

 

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