【映画】「 この世界の片隅に」感想【ネタバレなし】 一生懸命生きていないことが恥ずかしくなる映画です

映画の感想

どうも、会社辞め太郎(@kaishayametarou)です。

 

先日、「この世界の片隅に」という映画を観てきました。

 

予告を観た時から気にはなっていたのですが、口コミでかなり話題になっているので観に行きました。

 

正直に申し上げて期待以上に面白かったですし、人生と言いますか、価値観についてゆさぶられる映画だと思いました。

 

「最近なにか退屈だなぁ」

「夢中になれることがないなぁ」

 

というようなことを思っていらっしゃる方にはとてもおすすめの映画かもしれません。

あらすじ

簡単なあらすじをご紹介します。

 

舞台は戦時中の広島。
主人公のすずは広島出身の絵を描くことが好きなちょっとぼんやりした女の子。
貧しいながらも楽しく温かい日々を過ごしており、大人になってからは広島の呉にお嫁に行き、そこでの生活を始める。
しかしそこに戦争の火種がぽつりぽつりと降ってきて、すずの生活が変わっていく。

 

というような内容です。

 

【予告編】

 

戦争の映画であり広島が舞台ですから、もちろん原爆について語られる場面もあり、目を覆いたくなるような描写もあります。

 

しかし一方で、人々の生活を描く演出や描写はとてもすばらしいものがありました。

 

色々とおすすめのポイントはあるのですが、ここでは一つだけに絞ってお伝えしようと思います。

 

一生懸命生きていないことに申し訳なくなる

私は、毎日ライターの仕事をしたり、こうしてブログを書いたりして、それなりに一生懸命生きているつもりです。

 

しかし、ある信念を持って、身を削るようにしてなにかに打ち込み、何事にも一生懸命に生きているかと言うとそうとも言い切れません。

 

こうしたいな、あぁしたいなと思うことがあるくせに、そこに向かって大いに、全力で努力できているかというと、そう言い切れる生き方はできていません。

 

しかし、「この世界の片隅に」という映画を観ると、そんな自分が情けなくなります。申し訳なくなります。

 

この映画の中には

 

・やりたいことがあっても、それを抑圧されできない人たち

 

が出てきます。戦時中ですので、そういう人も多かった事と思います。

 

そういう人たちを見ていると、今の自分の生き方が、とても恥ずかしいような気持ちになってきます。

 

そして、この映画では、次々に人が亡くなっていきます。

 

私だっていつ死んでしまうのかなんてわかりませんが、恐らく明日、明後日、一週間、一年後はやってくると思います。

 

それなのに、その大切な毎日をボンヤリと過ごしてしまうことが多いのは、とてももったいないことだと思います。

 

ですが、日々がゆったりとした川のように過ぎていくと、その事に気がつけないのです。

 

その点、この映画はそういった「毎日の大切さ」に気づかせてくれます。

 

 

毎日になにか閉塞感を感じていたり、頑張れない自分にボンヤリと気がついているような人、そういう人におすすめできる映画だなと思いました。

 

まとめ

突然の映画レビューですから、書くかどうか迷いましたが書きました。

 

あまりこのブログに沿った内容ではない(というかもはや雑記ブログですが)のですが、一人でも多くの方に観ていただきたい映画なので、書かせていただいました。

 

観終わってから知ったのですが、この映画は漫画が原作なのですね。

 

とても良い映画だったので当然原作も気になってしまって、kindleで買いました。全巻買っても1,620円くらいだったので良い買い物です。

 

もし、お時間があれば是非おすすめしたい映画です。観に行ってみてください。

 

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