大人になってから分かるラピュタの良さについて

映画の感想

どうも、会社やめたろー(@kaishayametarou)です。

 

この前、金曜ロードショーで「天空の城ラピュタ」やってました。

 

今日はラピュタの話、します。

 

私は子供の頃、実はラピュタがそんなに好きではありませんでした。

 

数あるスタジオジブリ作品の中で、みんな良いんですけど、その中でもラピュタにはあまり興味がない、みたいな。

 

普通に好きではあるんですけど、あまりにみんなが「ラピュタ! ラピュタいい!」って言うもんだから少しひねくれてしまうわけです。

 

 

「ラピュタぁ……? フッ……紅の豚だろ……常識的に考えて……」

 

 

とかなっちゃってました。ほんとは好きなのに。面白いのに。

 

でもこの前、金曜ロードショーでラピュタを観て思いましたね。

 

 

ラピュタ面白いなぁ! って。

大人に助けられる的良さ

まずラピュタでいいなって思うのは、パズーの住んでいる谷のみんなのあの感じですよね。

 

海賊にも物怖じせず守ってくれる親方やその奥さん(ちなみに私は「いい娘じゃないか。守っておやり」ってセリフがすっごい好き)をはじめ、窓から植木鉢とか投げちゃう谷の人たち。

 

そういう、なんていうんですかね、商店街的心地良さと言いますか。ご近所的ありがたさと言いますか。

 

こう、「みんなでパズーと女の子を守ろう!」的な温かみがいいですよねぇ。

 

大人になって一人暮らしなんかを始めると、そういう温かみってあんまり感じる機会がないですから。

 

なんか困ったことがあっても、周りの大人が助けてくれるっていうセーフティネット的良さが心地良いですよねーラピュタは。

 

ジジイとババアの良さ

あとなんと言ってもラピュタはジジイとババアがいいですね。

 

まずあの、汽車のジジイね。

 

後ろからめちゃくちゃ怖い海賊が追って来てるのに「おっしゃあ!」とか言いながら一緒に逃げてくれるジジイ。

 

確実に怖い軍の人でも、パズーを守るためなら「ポーーーー!!!」ってやって助けてくれるジジイ。

 

あの汽車のジジイは、宮崎監督アニメの中でも5本の指に入るジジイですね。

 

妻も「おじいさんがいいんだよね。宮崎監督のアニメは」とか言ってました。有識者か。

 

あとはトム爺さんね! 洞窟みたいなとこにいるやつ!

 

やはりあの、なんていうか大人になってから分かるけど、社会の隅や下の方でひっそりと暮らしているけれど、特殊能力を持っているジジイというなんとも言えない魅力。

 

「飛行石の光で強すぎるって、日光に当たったらどうなっちゃうんだ……?」

 

っていうくらい虚弱な感じが、逆に強さを感じさせるというか。

 

「石と会話できる」っていう特殊すぎるスキルを持ったジジイの魅力は半端じゃないです。危うい魅力。

 

あとはドーラ一家のドーラ機械工のジジイですね。

 

ドーラはあの、「昔はこの人も苦労したんだろうな感」がいいですね。

 

海賊とかやってるけど、実は良い人感がありありと滲み出ているんですよね。

 

パズーとシータを見守る目が完全に隣んちのババアのそれ。

 

子供が大人になってからもめちゃくちゃお話ししたいタイプのババア。

 

絶対訪ねるでしょ、パズーとシータ。大人になってからもドーラのところに足繁く通うでしょ。確実にそうでしょ。

 

機械工のジジイの完全なる叩き上げ感もすごくいいですけどね。

 

でもこの前は「じいさーん! 欲しがってた助手だぞー!」ってところでお風呂に入っちゃったのであんまりどういうジジイだったか思い出せない。

 

良いジジイですけどね。

 

大人になってから分かるムスカの気持ち悪さ

あとこれは別に良いところじゃないですけど、大人になってから観るとムスカが最高に気持ち悪いんですよね。

 

小さい頃は「ムスカ=怖い」というイメージだったんですけど、大人になってから観ると「ムスカ=気持ち悪い」と見方がかなり変わるんですよね。

 

あの、「財宝とか権力とか暴力に魅了されちゃった感」は、まぁいいんですよ。分からなくもない。

 

いや分からないですけど、小さい頃から抑圧されて、そういう金とか暴力とかに悪魔的魅力を感じてしまったら、そうなっても仕方ないなというか。

 

「育って来た環境って大きいよね〜」的な。

 

でもですね。

 

 

 

「これからしばらく私と二人きりでここで暮らすのだからな」

 

 

 

 

これはないわぁ〜〜〜〜〜〜。

 

 

 

ムスカが何歳か知りませんけど(あとで調べたら28歳か32歳らしい)、あれぐらいのいい大人だったら好きな女の人くらい居て欲しいわ。

 

「おまえは飛行石のなんやらかんやらが済んだらポイッだ! 俺はこの好きな人と二人きりでここで暮らすんだもんね〜」

 

くらい言って欲しい。

 

その歳でシータくらいの女の子と一緒に暮らそうっていうのがないわ〜〜〜。

 

恋愛をことごとく排除してきたんだろうなっていう隠しきれないお子様感を感じてしまいます。

 

なんか、お手伝いの女の子とかと若い頃から心が通じ合ってて欲しかったわ。

 

王家の血筋の関係とかあるのかもしれないけど、そこは大人であって欲しかった。

 

夢を諦めない心

「ラピュタはあるんだぁぁあーーー!」的なことをパズーが言いますよね。

 

あのあたり、良い。

 

なんていうか、今のところかなり無理っぽいけど、でもラピュタはあるっぽいから全力で目指そうという清々しさ。

 

あれは、けっこう前に忘れてしまった感情ですね。

 

ラピュタがあるかもしれなくても、どうやって行くんだよ。飛行機すらないだろ? って思ってしまうような無用な小賢しさを身につけてしまいました。

 

やっぱり、大人になっても、一切れのパンとナイフ、ランプだけを鞄に詰めて飛び出すべきなんですよね。

 

なにも持っていない心地よさと探究心に大人は憧れるっていうか。

 

今、すべてのしがらみを断ち切って、夢に向かって、ワァッ! って飛び出してみたくなる。

 

そういう力が「君をのせて」にはあります。

 

結論

 

ラピュタは良い。

 

 

まとめ

ラピュタはいいですね。

 

最近は「バルス!」の一人歩きがちょっと心配ですが、やはりこう、何事にも代えがたい面白さがありますね、ラピュタには。

 

「目がぁああああぁあぁ!」もいいんですけど、「40秒で支度しな」もいいぞと。「髪を切られる方がよっぽど辛いよ」が堪らないぞと。

 

まぁつまりなんというか、この前久しぶりにラピュタ観たらめちゃくちゃ面白かったぞというお話でした。

 

やめたろーでした。

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