どうも、会社やめたろー(@kaishayametarou)です。
先日、「小説書き始めるゼェ!!!www」みたいな記事をアップしました。
「小説書き始めるゼェ!!!www」みたいな記事
長年小説を書いてきたので、私には何人か小説仲間と言いますか、創作仲間がいます。
中には小説じゃなくて漫画をずーーっと描いているような人もいます。
そういう人たちにそれとなく共通しているのが、人の創作行為についてバカにしない、という点です。
誰も「おまえ小説とか書いてんのwww プゲラウッヒョーwww」「おまえの小説クッッッッソつまらんwww チラ裏www」みたいな感じでバカにしてこない。
それはなんでだろうと考えた結果、「みんな創作に勇気が伴うことを知っているから」だと思い当たりました。
創作とかやべぇwww
普通に考えて、自分の書いた小説や漫画をアップする行為ってやべぇと思うんですよ。
だって、そんなの、めっちゃ恥ずかしくないですか?
例えば、小説を書かないにしても、お風呂に入りながら色々なことを妄想する人っていると思うんです。
みんなしますよね?
「小説を書く」そして「それを発表する」という行為って、そのお風呂場の妄想をそのまま発表しているようなものです。
めっちゃ恥ずかしい。
妄想を文章に書き起こす時点でめっちゃ恥ずかしい。
でも、創作者は恥ずかしがるために書いたり描いたりしているわけではありません。
その妄想を面白いと思ったから書くのであり、それを他の人にも共有したいと思ったから書くのであり、誰かを楽しませたいと思うから書くのだと思います。
そして、書いて、それを発表する。
書いているときって「うひょwww これは面白いお話www」みたいな感じで夢中なことが多いんですけど、それを発表するときがまた大変です。
クッッッッソ恥ずかしい。
小説やら漫画やらを作り終えて発表する頃。その頃には創作者はだいぶ冷静になっています。
「自分の妄想を発表するなんて恥ずかしいですわ……」みたいな社会に生きる人間としての冷静さを取り戻してしまっています。
しかしそこをあえて発表する。恥ずかしさを押し殺して、その作り上げた作品を誰かに読んでもらって、楽しんでもらったり感動してもらったりするために発表する。
いや、そんなことより、誰かに読んでもらいたいから発表する。
作品の良し悪しなんか関係なく、もうこの時点で創作者ってすげぇと思うんですよね。
やべー奴らですよ。マジ、リスペクト。
エッセイとかブログとかもやべぇ
これまでは小説や漫画などのフィクションを作る人を「創作者」と表現してきましたが、エッセイやブログなどのノンフィクション作品を作る人も当然創作者だと思っています。
エッセイを書いたりブログ記事を書いたりして発表している人たちも、それはそれはやべぇ人たちだと思っています。
むしろエッセイとかブログの方がフィクションよりも恥ずかしいかもしれない。
だって、フィクションだったら、主人公が
「姫、お下がりください! 薔薇のようなあなたが、散ってしまわぬように……」(?)
とか言ってても
「あ、あれは主人公が言ってるだけだもん! 私が言ってるわけじゃないもん!」
って逃げることができる。
主人公が自分にめっちゃ酔ってる奴でも、凄まじくキザなやろーでも、めちゃくちゃエロい妄想をするやつでも、それはあくまでフィクションの中の話です。
最悪「私は作品のキャラクターとは違う!」みたいな理論でなにかそういう揶揄的なものを突破できる可能性があります。
しかしエッセイやブログはそうはいかない。
エッセイやブログは、もうその人そのものです。
私が
「筋トレ中にパンツ破けましたwww」
とか書いていたら、それはもう私なんです。まぎれもなく私のパンツが裂けたということなんです。
「あ、あれは勝手に言ってるだけだもん!」
という理論は通用しません。
そう考えると、小説とか漫画とかのフィクションより、エッセイとかブログとかのノンフィクションの方が発表するとき恥ずかしい可能性があると思います。
私は脳の中の「ブログを書いて発表することを恥ずかしがる部位」が欠損しているのでなぜか昔から全然恥ずかしくないのですが、冷静に考えたら多分小説を書くことよりブログで実体験について語る方が恥ずかしいと思います。
まぁとにかく、なにかを書いたり描いたりして表現している人って、全員すごいと思っています。
創作者っていうか、表現者ですね。
表現者やべぇ!!!
だからバカにしない
冒頭のお話に戻るんですが、そういう感じで創作者やら表現者の人って、作品を作ったり表現したりすることがいかに恥ずかしく、勇気のいることかをわかっているんですよね。
だからバカにしてこない。
創作をバカにしてくる人って、自分では創作をしたことない人がほとんどなんですよね。
ポンポコピーです。
2ちゃんねるの人たちですら、優しかったです。
たぶんそこにいた人たちは、自分も創作者、表現者だったんだと思います。だから優しかった。
もちろんすごい手厳しい人とかもいましたけどね。
とはいえ作品には厳しい意見を言うひとでも、創作そのものについてなにか言うということはなかったなぁと、そんなことを思い出しました。
まとめ
自分でなにかを作って、それを発表している人とかってやべぇなってお話でした。
小説を書いている人も、漫画を描いている人も、エッセイを書いている人も、ブログを書いている人も、動画を作っている人も、ダンスをしている人も、みんなすごいです。
これからも、頑張りましょう。
やめたろーでした。
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