【創作裏話】「タフの芽の天ぷら」はどのようにして生まれたのか

小説

どうも、会社やめたろー(@kaishayametarou)です。

 

先日、やめたろーnovelに「タフの芽の天ぷら」というショートショートを投稿しました。

 

 

作品リンク:タフの芽の天ぷら

 

今日のブログは、小説「タフの芽の天ぷら」がどのようにして生まれたかについて書いてみようと思います!

 

※作品内容にバンバン触れていますので、もしネタバレが嫌だという方がいらっしゃいましたら、先に作品を読んでいただけると嬉しいです!

 

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アイデアを練る

まず、今回は「タラの芽の天ぷら」と「体力(タフ)」というお題の単語をいただいておりました。

 

この二つの単語からアイデアを練っていきます。

 

いつもは、二つの単語をそれぞれ要素分解して、例えば「タラの芽の天ぷら」だったら「天ぷら、揚げる、山で採れる」みたいに、「タラの芽の天ぷら」から連想される要素を抜き出して行くというやり方をします。

 

しかし今回は、偶然にも「タラの芽」と「タフ」という言葉がすでにダジャレっぽくなっていたので、これをそのまま使ってしまうことにしました。

 

食べると体力が上がる、タフの芽の天ぷら」というアイデアが生まれたわけです。

 

いつもはアイデアを練る工程はかなり時間がかかるのですが、今回は1分で終わりました。ラッキー!

 

物語を考える

さて、「タフの芽の天ぷら」という核となるアイデアはできましたが、ストーリーをどうするか。

 

「タフの芽の天ぷら」があるとして、それを物語として書く方法はいくらでもあるわけです。

 

「タフの芽の天ぷら」を作る職人が主人公でもいいし、今回のように、食べる人が主人公でもいい。

 

また、「タフの芽の天ぷら」に使う「タフの芽」を栽培している人の物語だって良い。

 

「タフの芽の天ぷら」が極秘裏に開発されたもので、国際的に「タフの芽の天ぷら」を巡る争いが起こるお話だって良いわけです。

 

アイデアに対して、物語は無数に考えられます。恋愛ストーリーにだって仕上げることができます。ホラーにだってなり得ますね。

 

そこから、今回私は「タフの芽の天ぷらを出すお店に食べに行く」というある意味一番王道なストーリーを選択しました。

 

主人公は、「疲れているサラリーマン」とかだとあんまり面白くないので、「子育て中のママ」にしました。

 

どうせ体力満点で超人みたいになるなら、男性よりも女性の方が面白くなるかなぁと思ったのです。

 

これで、主幹となる物語の筋はできました。

 

オチをどうするのか?

「タフの芽の天ぷら」があったとして、

 

「タフの芽の天ぷらを食べたら、とても元気が出てハッピー! めでたしめでたし」

 

ではダメですよね。

 

これではなにも面白くない。

 

漫画「ドラえもん」などでも、いくつもの面白い道具が出てきますが、一つの物語として形成される上で、「のび太くんがひどい目にあう」だとか「ジャイアンが懲らしめられる」とか「まんじゅうが増えすぎて困る」などといったラスト、いわゆるオチのようなものがあるわけです。

 

ショートショートは特にオチが重視される作品形態です。

 

私は必ずしも落語のようなオチがなければいけないとは思っていませんが、「タフの芽の天ぷら」を小説として仕上げるためには、物語としての「落とし所」は見つける必要があります。

 

「タフの芽で元気が出た! 嬉しいぞ!」

 

では物語として終われないわけです。

 

そこで、私は「タラの芽」について調べてみることにしました。

 

すると、どうも「タラの芽」には「男だら」と「女だら」という種類があることを知りました。

 

このタラの芽の面白い特徴に、先ほどの「タフの芽」を掛け合わせてあげれば、もうだいたいオチはできたようなものです。

 

「タフの芽」にも男性用と女性用がある。それを取り違えてしまうと……という物語のひねり、オチとなる要素が生まれるわけです。

 

そこで初めて、「頭髪の薄いすきっ歯の男」というキャラクターが誕生しました。

 

最終的に、女性の言葉をしゃべらせてギョッとさせるのであれば、こんな感じのキャラクターの方が面白いかなと思ったのです。

 

この親父は「ぶっとぶぜ、ねえちゃん」などとフィクションっぽいセリフを言ってくれるキャラクターなので、書きやすかったです。

 

ラストをどうするか

さて、今回の作品で一番苦労したポイントが実はここなのですが、作品のラストについて悩みました。

 

女性みたいになってしまった男が出てきた時点で、ある意味この作品は終わりを迎えています。

 

「これは困ったことになったぞ」

 

で終わってもいいわけです。

 

でも、それだと、読者の方が「ははぁ、タフの芽の女だらを食べたからこうなってしまったんだな」という理解が追いつく前に終わってしまう。

 

「どゆこと?」みたいになっちゃう可能性が高いのです。

 

そこで、私はその先まで書くことにしました。

 

そして、”主人公もタフの芽の男だらを食べている”という点を利用して物語を終わらせようと考えました。

 

しかしそこで「主人公も男みたいになってしまった」だと面白くありません。先ほどの男と同じ現象が起きても、同じことの繰り返しでつまらないなぁと思ったのです。

 

そこで、主人公は「男っぽくなってしまったフリ」をさせて、「板前さんがかわいそう!」というラストにしました。

 

とんでもないどんでん返し! というよりは、ちょっとニヤリと笑えるようなラストにした、そんな感じです。

 

こんな感じで「タフの芽の天ぷら」が出来上がったわけです! 今回は比較的早く書けたので、アイデア出しから投稿完了まで一時間くらいで書けました。

 

まとめ

先日アップした「タフの芽の天ぷら」をどのように書いたのか、ブログにしてみました。

 

こうやって自分の思考の流れをまとめておくのは、創作の良い訓練になるかもしれませんね!

 

作品を読んでくださった方にも「あとがき」風に楽しんでいただけるかもしれないし。

 

また小説書いたらこういう記事書こうかな!

 

やめたろーでした。

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