どうも、会社やめたろー(@kaishayametarou)です。
早いもので東京から青森県十和田市に移住してきてもう少しで一年経とうとしています。
十和田は東京に比べて人も少なく景色の良い場所も多いので、移住をして本当によかったなぁと思っています。
地方移住はいまや珍しいことではなくなり、今後も地方へ移住をしようと考える人は増えてくるでしょう。
そんな時に必ずネックになるのが「仕事」です。
地方は都心に比べて生活費が下がるとはいえ、仕事でお金を稼がなければ暮らしてはいけません。
地方移住を検討したくても、今の会社を辞めて移住先で仕事はどうするのか? と不安に思う方も多いと思います。
そこで実際に地方へ移住をした私から、今地方移住を検討している方へ仕事面でのアドバイスをさせていただこうと思います。
地方移住者はどんな仕事をしているのか?
まず地方移住をした人が実際どんな仕事をしているのかを見ていきましょう。
私は地方移住を検討する前からクラウドソーシングでライターとして働いており、完全在宅で仕事をしていました。
インターネットさえあればどこでも仕事ができるという環境にいたのです。
地方移住を考えるであれば、一旦クラウドソーシングで稼げるようになっておくというのは有効な手段だと思います。
実際にどうするかは後述させていただきます。
十和田市には私以外にも移住者がたくさんいまして、そんな移住者の方々はどのような仕事をしているかというと、以下のような方がいらっしゃいます。
・デザイナーとして働いている
・建築事務所を開設した
・カフェを始めた
・オープンスペースを運営している
こんな感じの方が多いですね、
もともとデザイナーであったり、建築士として働いていて、移住してきた後もこちらで仕事を受注したり、東京の取引先とも少し仕事をしていたりという方がいらっしゃいます。
また、カフェ運営やオープンスペースの運営などをされている方もいらっしゃいますね。
移住検討者には企業などを紹介してもらえる場合も
あとは、移住先の市や県の職員の方に仕事を紹介していただく方法もあります。
私はもともと在宅のライターとして働いていたので仕事関係の紹介は受けませんでしたが、十和田市に移住を検討する際「仕事はどうされますか? 企業を紹介したりもできるかもしれません」という話を伺いました。
どんな会社を紹介していただけるかは分からないのですが、移住先の市の職員さんなどに仕事の相談をすれば就職先が見つかるケースもあると思います。
地域おこし協力隊に入るという手もあるが……
地方移住への足がかりとしては、地域おこし協力隊に参加するのもありえる方法ではあります。
地域おこし協力隊の一員としてお金をもらいつつ地域貢献に尽力する。そして、任期後にはその地域で仕事を見つける……という流れになります。
私が住む十和田市でも地域おこし協力隊が活躍していたりします。
関連リンク:十和田市地域おこし協力隊
ただ、地域おこし協力隊として地方移住をする際には気をつけるべき点があります。
参加する地域おこし協力隊によっては当たり外れがあるということです。
よく聞く話では、地域おこし協力隊の受け入れに慣れていない市区町村の協力隊に参加してしまい、行政のサポートをあまり受けられないまま活動を続けることになってしまうという話です。
自分が結局どのような活動をすればいいのか分からず、地域にも馴染めないままその地を去ることになってしまう……というケースがあるようですね。
ライターとして地域おこし協力隊を取材していた時にそういう話を多く聞きました。
また、地域おこし協力隊として数年その地域で働いたとしても、うまく仕事を見つけられなかったという話もよく聞きます。
地域おこし協力隊からその地に根ざすための仕事を見つける流れがスムーズでないケースがあるのです。
地域おこし協力隊として地方移住を検討するのであれば、参加する市区町村で「すでに成功例はあるのか」を調べてから参加した方が良いと思います。
手に職を持ってから地方移住するのがベスト
地方移住と仕事に関していくつか事例を交えてご紹介しましたが、結局は手に職を持って移住するのがベストです。
これは間違いないです。
私の場合はライターとしての仕事、そして他に移住された方の場合はデザイナーや建築士としての仕事など、自分の能力でどこでも稼げるようにしておいてから地方移住を検討するという流れが一番失敗が少ないように思えます。
地方の企業に就職するのもありなのですが、その場合その企業にどうしても合わなかった時に逃げ道がなくなってしまいます。
東京などの都会であれば転職をすれば良いのですが地方にはそれほど企業の数がありません。
地方の企業に就職をする方法はギャンブルのようなものなのです。
地域おこし協力隊に参加する場合も、その地域が当たりなのか外れなのか分からない以上必ずうまくいくという保証はありません。
それよりはまず副業で自分の手に職を作り、それを移住後も継続して行いつつその地域で出来る仕事を探したり副業を本業に切り替えて仕事として継続していく。
この方法が、地方移住での仕事の問題を解決する最適解だと思います。
今は副業解禁などの流れもあり副業を始めやすくなりましたので、そういう意味ではチャンスだと思います。
副業が禁止されていたとしても、とりあえず会社を辞めて、全力で頑張れば半年くらいで食べられるようにはなります。
実際私は会社を辞めてクラウドソーシングでライターを始め、半年後には月収20万円を稼げるようになっていました。
月に20万円もあればとりあえずは地方でも生きていけます。
どんな副業を始めるかですが、やはり私としては「ライター」と「ブログ」がおすすめですね。
両方ともインターネットさえあればどこでも仕事ができるので、地方移住をするにはうってつけです。
クラウドソーシングを使えばライターの仕事はすぐに始めることができますし、ブログも今日からサクッと始めることができるので興味がある方は以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:クラウドソーシングで生計立てることは可能ですよ。ただし戦略が必要です
関連記事:【超簡単!】独自ドメインブログの始め方
まとめ
地方移住を検討する際に必ず立ちはだかる「仕事はどうするのか」という問題。
地方の企業に就職する、地域おこし協力隊に参加するなど色々方法はありますが、私としてはやはりクラウドソーシングなどでどこでも稼げるようになってからの移住をおすすめします。
どこでも稼げるようになっておけば、移住してみてその地域が合わなかった場合でもすぐに他の地域に移ることができます。
ライターやブログなどの副業は今日からでもすぐに始めることができるので、地方移住を検討しているけど仕事の問題に躓いているという方は、まずは副業を始めてみるのはいかがでしょうか。
地方での暮らしは自然がたくさんあってとても良いものですよ。
応援しています。
会社やめたろーでした。
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