どうも、会社やめたろー(@kaishayametarou)です。
私はまだ“営業活動”というものをあまりしたことがありません。
フリーランスにおける営業活動とは、自分のスキルや実績などを示せるものを携えて、仕事をもらえそうな人や会社に
「自分、こんなことできるっす! 仕事もらえませんか!?」
と突撃するというような活動のことだと思っています。
実際、仕事を得るためにはそういう営業活動をするべきなんだろうな、と思っています。
ただ、そういう営業活動について私はまだやれる自信がないのです。
十分に示せるスキルや実績などがなく、また勇気もでない。そもそも、提案する相手をどんな人や会社にすればいいのか。それもまだよくわかりません。
ただ一方で、「仕事くだぁっさい!」というような営業活動ではなくても、比較的「ゆるゆる」な感じの営業活動というのもいっぱいあるよなと思っています。
そうした、ゆるゆるな営業活動のおかげで最近クラウドソーシング以外でお仕事をいただく機会に恵まれることも増えてきました。
こちらの記事では、実際に私がそのおかげで仕事をいただくことができた「ゆるゆるな営業活動」についてご紹介いたします。
Twitterをやる
私は、ブログの更新連絡と、思い立ったら適当なことをつぶやくツールとしてTwitterを使っています。
“適当なことの最たる例”
ベランダの柵にヒヨドリがとまったから
「好きなだけ休んでいっていいんだよ」
とナウシカっぽく語りかけたらうんこして飛び去っていった。
絶対に許さない。— 会社やめたろー@フリーライター (@kaishayametarou) 2017年1月24日
あとは、最近Twitter上でライターの方の知り合いも増えてきたので、そういった方々とのコミュニケーションツールとしても活躍しています。
そんな感じで、およそ「営業活動」とはほど遠い感じで利用していたTwitterなのですが、Twitter上でお仕事の相談をいただくことがあります。
「こんな感じの記事書いてもらいたいんだけど、どう?」
みたいな感じでリプライやダイレクトメールをいただくのです。
はっきり言ってそういった方々は「会社やめたろー」という謎のハンドルネームに対してお仕事を依頼してきてくださる、かなり訓練された方々だと思っています。
私だったら、こんなどうでもいいツイートばかりしている人物に仕事を頼もうなんて思わないと思います。
“どうでもいいツイート”の例
ものすごくどうでもいいことをツイートしたくなる時があるんですけど、さっき前職の同僚にそっくりな犬の画像を発見して二分間ぐらいずっと笑ってました。
— 会社やめたろー@フリーライター (@kaishayametarou) 2017年1月23日
しかし大変ありがたいことにTwitter上の関わりだけだったのに、仕事を依頼してもらうということが何度かありました。
私の場合、Twitterにおける知り合いの割合としてはライターの方との繋がりが一番多いのですが、どちらかというとお仕事をいただくのはライターの方以外が多いです。
「なんとなくこの人面白いな」という人にリプライを送ったりしてフォローし合って、たまーにお互いにリプライしあったり「いいね!」し合ったりしていたら突然連絡をいただいて仕事をいただく、というようなことがありました。
とても受動的で、全然「営業活動」とはほど遠いのですが、これも一種の「ゆるゆる営業活動」だなと思っています。
ブログを書く
ライターの方でブログを書いている方は多いと思いますが、ブログ経由でお仕事をいただくこともあります。
今のところ、これが一番仕事獲得件数の多い「ゆるゆる営業活動」です。
基本的に訳の分からないような記事ばっかり書いているこのブログですが、このブログを読んでくださっている読者の方からお仕事の依頼をいただくことがあります。
訳の分からない記事の例
こちらも「会社やめたろー」という訳の分からない人物な上に打ち合わせにノートを忘れるようなクズライターにお仕事を依頼してきてくださるなんて、お仕事を依頼してくださる方々はかなり訓練された方々だと思います。
しかし、「お問い合わせフォーム」をしっかりと設置しておくことで、実績とかスキルを全然アピールしていない(むしろ恥部をさらけだしている)このようなブログでもお仕事をもらえることがあります。
ブログは「営業活動」として行なっていることではありませんが、これも「ゆるゆる営業活動」の一つだと思います。
「自分ライターやってるんすよぉwww」と言いまくる
これは比較的営業活動っぽいのですが、昔の会社の同僚とか学生時代の友人などとの飲み会に参加したときに
「自分、今ライターやってるんすよぉwww」
と言いまくることも「ゆるゆる営業活動」の一つだと思います。
ただ「ライターをやっている」と言うだけで名刺すら渡さなかったりするのですが、それでも突然LINEが来て
「こんなのあんだけど」
と仕事の依頼をもらうことがありました。
結婚式のプロフィールムービーで
「会社辞めてライターやってまぁ〜す(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎」
みたいなものを流したところ、お仕事をいただいたこともあります。
よくよく考えれば、昔の知り合いの大半は働いているわけで、その中で普段ランサーズなどで一緒に仕事をしているクライアント側に立っている人も少なからずいるわけです。
ですから、そういった人たちに「ライターやってる」と示すことは、ある意味営業活動なのだと思います。
ちなみに、そういったときにお仕事をいただくコツは
「これこれこういう記事を専門的に書いていて、クライアントにも信頼をもらっている。きちんと稼いでいるぞ(ドドン!)」
みたいに自分の戦闘力をアピールするのではなくて
「なんか始めたばっかでぇ、なんでも書いてるんすよねぇえ〜www」
と、仕事を頼む側の人がハードルを感じにくいアピールの仕方をしておくといいのかなと思います。(もちろんそれで信頼を勝ち取れるかどうかは、それまでの過去のおつきあいが関係してくる気がします)
一方で、専門的な仕事をガンガン頂きたいときは、もちろん実績やスキルをきちんとアピールするような形の方が良いと思います。
私の場合は「比較的仕事を頼みやすそう。なんでもやりそう」というところしか強みがないので、それをアピールするようにしています。
まとめ
いわゆる「営業活動」とは、自分の武器をしっかりと携えて、ガンガン仕事を取りにいく、というようなものだと思います。
フリーランスとして仕事をしていくならば、そういった姿勢は持つべきだと思います。
ただ、自分が営業活動だと思っていないような、わりと受動的な活動でもお仕事をいただくことはある、というお話でした。
ただその時重要なのは、TwitterだったらDM、ブログならお問い合わせフォームなど、連絡をいただける状況だけは整えておくことだと思います。
ブログだと、誰でも見れるコメント欄しか連絡手段がなかったりするとなかなか仕事を頼みづらいと思いますので、それぐらいの配慮はしておいて良いのかなと思います。
そんな感じでした。
コメント