どうも、会社やめたろー(@kaishayametarou)です。
先日から、ようやく確定申告に着手しました。
2月は圧倒的に忙しく、確定申告をやっている場合ではなかったのですが、ようやく時間が取れるようになった……というかそろそろやらないと本当にやばいので強引に時間を作りました。
確定申告、去年も一度経験しています。しかし、一年経った今、確定申告の手順なんて全部忘れています!
思い出しながらちょこちょこ進めているので、来年の自分の為に備忘録として書いておこうと思います。
※こちらは私が調べて実際に行なっている作業の備忘録ですが、内容が間違っている可能性もありますので、その点だけご留意ください! たぶんあってると思うけど、税理士の方に聞いたりしてやっているわけではないので、念のため注意書きしておきました。
確定申告で一番重要なこと
確定申告とは、「一年間の売上から、経費を差し引いた金額(所得)を申告すること」です。
そして、その所得に掛かる所得税を納めるまでが確定申告です。
つまり、確定申告において一番大事なのは「売上」を算出することです。
日々の経費の入力や国民年金の控除とかもとても大事ですが、まずは「売上」を把握することが一番大事。なぜなら、ここが漏れてしまうと「申告漏れ」になってしまうからです。
売り上げがあるのに、それを申告しないとその分所得税が安くなってしまいますよね。その結果、税務署に怒られてしまうというわけなのです。
「経費」や「控除」は最悪忘れてしまっても自分が損するだけなのでいいのですが、「売上」は確実に申告する必要があるのです。
ですから、確定申告をする際にまず一番初めにすべきなのは「自分の売り上げを漏れなく把握し、会計ソフト等に入力すること」です。
取引先をリストアップ
そうとわかれば、まずは昨年(2017年)に私が取引をした取引先を漏れなくピックアップする必要があります。
ランサーズだけで作業をしている方はこの作業が必要ないということになりますね。
また、ブロガーの方なら、ブログから利益が発生している媒体(Google AdsenseとかAmazonとかnoteとかASPとか)を全部把握していればOKです。
私はクラウドソーシングも使っていて、個人の方ともお仕事をしていて、ブロガーとしても活動しているのでちょっと大変ですが、まずは取引先を全部リストアップします。
私は毎日の仕事の記録をExcelでつけておりまして、一年間、誰の仕事をどれだけやったか分かるようになっています。
このExcelと、銀行口座の振込履歴から、まずは「この一年間でどこからどれだけ売上があったのか」を確実に把握する必要があります。
銀行の振込履歴だけだと、まだ振込を行なっていない取引先やASPとかを忘れる可能性があるので、日々記録しておくことが大切ですね。
会計ソフトに売上をガシガシ入力していく
私は「MFクラウド確定申告」というクラウド会計ソフトを使っています。
クラウド会計ソフトは、年間1万円ちょっとのコストがかかりますが、こちらに売上や経費を入力するだけで確定申告に必要な書類を勝手に作ってくれるのでとても便利です。
ただ、Excelとかで自分で作れそうだーという方は全然自分で作っても良いと思います。私はExcelで管理できる気がしないので、「MFクラウド確定申告」を使っています。
さて、「どこから売上があったのか」を全部把握できたら、あとはその売上をガシガシ会計ソフトに入力していきます。毎月やっていれば今苦労することはないのですが、私はなにもやっていなかったので頑張って入力するぞ!
会計ソフトへの入力の仕方
すごく基本的なことなのですが、すごくわかりづらいので書いておきます。
会計ソフトに入力するときは、簿記の知識がちょっとだけ必要になります。
例えば、Aさんから依頼された「1,000円」の仕事があったとします。
その仕事をこなした時に会計ソフトに売上を入力します。
その入力の仕方なのですが、単純に「売上 1,000円」だけではちょっと不十分です。
こんな感じで入力します。
「売掛金1,000円 / 売上高1,000円」
これは「1,000円売上があった。それを売掛金というプールにいったん保存した」ということを記録しています。
なんで二回同じ金額を入力するんだよ! みたいな気持ちになると思いますが、これは複式簿記というものの入力方法で、特に青色申告をする人はこの方式で入力する必要があります。
そして、Aさんから仕事の報酬が実際に支払われた(銀行振込)場合は、以下のように入力します。
「普通預金1,000円 / 売掛金1,000円」
これは「売掛金から1,000円、普通預金に移動した」ということを記録しています。
複式簿記の場合、お金は「右から左に動く」ので、まず仕事をした時に「1,000円売上があった。それを売掛金というプールにいったん保存した」ということを記録したのです。
そして、実際にお金をもらった時に「売掛金から1,000円、普通預金に移動した」ということを記録します。
難しいですよね。。。
「売掛金」というのは、いわば「仕事したけどまだお金を実際にもらっていない分」の記録になります。
Aさんの仕事をしたけど、まだお金もらっていないよー、ということを「売掛金」を使って記録し、実際にお金をもらったときは、その売掛金をマイナスして、代わりに「普通預金」をプラスする、みたいな考え方です。
ブログ収入の場合で説明すると、例えばASPで「1,000円」売上が発生したとします。その場合も、以下のように入力します。
「売掛金1,000円 / 売上高1,000円」
そして、ASPから支払いを受けた段階で
「普通預金1,000円 / 売掛金1,000円」
と入力する、みたいな感じですね。
ASPから一回も振込受けてないよーという場合は、「売掛金1,000円 / 売上高1,000円」だけでいいということになりますね。
この辺の考え方って、初めて確定申告する時はすごくわかりづらいんですよね。。。
昨年の私はこの理解に一週間くらい費やしました。
ちなみに、その辺は以下の記事にも書いていますので、よければ参考にどうぞ!
まとめ
とりあえず第一段階として「売上を把握して、その金額を会計ソフトに記録していく」という段階を備忘録として書いておきました。
たぶん、確定申告で一番大事なのはここだと思います。
売上さえ全部入力してあれば、その分所得税が高くなって損することはあれど、いわゆる申告漏れによる脱税にはなりません。
売上を全部入力して、そのあとに、経費と控除金額を入力する。その流れが良いと思います。
いっぱい頑張るぞ!
やめたろーでした。
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