ランサーズの売上を会計ソフトに入力するやり方【確定申告日記7】

確定申告

どうも、会社やめたろー(@kaishayametarou)です。

 

月曜日から本格的にコミットし始めた確定申告ですが、昨日ようやく書類らしきものができました。

 

確定申告について「確定申告とかそもそもなんなんだよwww いい加減にしろ」とか思っていた頃よりはかなり確定申告について理解が深まったような気がしています。

 

 

 

今回は

 

 

「ランサーズなど、クラウドソーシングで仕事をした結果を会計ソフトに入力するやり方」

 

 

を備忘録として書いておきます。

 

私のようにクラウドソーシングメインで仕事をされている方は是非参考にしていただければと思います。

 

※注意※
毎度毎度注意書きを書いて申し訳ありませんが、こちらに書かれている内容は私がインターネットで調べたものであり、税理士の方とかに直接指導を受けた結果の内容ではありません。ですから、もしかしたら間違っているかもです。
あと、これは「白色申告」の場合です。

 

「仕事をした時」と「お金が振り込まれた時」の二回入力をする

まず基本として押さえておきたいのですが、クラウドソーシングで仕事をした時は

 

 

「仕事をした時」

 

 

「お金が振り込まれた時」

 

の二回、会計ソフトへ入力を行う必要があります。

 

 

さっそくですが、まず私はこれがわかっていませんでした。

 

 

「ランサーズでひと月働いたら、その結果を”売上”みたいな感じで一回入力すりゃいいんでしょwww すいません楽勝ですwww」

 

 

とか考えていました。

 

仮に、仕事をした瞬間にお金が振り込まれる(or現金でもらえる)とかだったら、入力は一回で済みます。

 

 

 


「よし、難しいプロジェクトだったけど、終わったゾォ♪」

 

 

<ピンポーン

 

 


「はぁい」

 

 

ランサーズの人
「はい、今回の報酬1,000円ね(千円札スッ)」

 

 


「やったね☆」

 

 

 

みたいな感じだったら、入力は一回で済みます。

 

しかし実際は仕事をしてクライアントからランサーズ口座上に入金されるタイミングと、実際にお金がランサーズから振り込まれるタイミングは違いますよね。

 

だから、二回入力する必要があるのです。

 

ではまず、入力する際の”考え方”についてご説明します。
(実際に入力する時はまたひと手間必要になるので、それはあとで詳しく説明します)

 

「仕事をした時」の入力

ではまず、実際に仕事をした時の入力の仕方です。

 

 

先に結論だけ書いておくと、実際に仕事をした時は以下のように入力します。

 

 

売掛金1,000円 / 売上1,000円

 

こんな感じです。

 

 

「は? なんで二個数字書いてんだよぶっ殺す」

 

 

と思った方も多いと思います。私もそう思っていました。

 

 

「”売上”って一回数字入れりゃいいはずだろ!」

 

 

って四日前まで思っていました。

 

しかし、確定申告でこうした数字の記録をする時は「複式簿記」という形式で入力する必要があり、二個数字を入力する必要があるのです。

 

「複式簿記とはなんぞや?」という点については「複式簿記とは」とGoogle検索した方がよりよくわかると思うので調べてみてください(私もあんまりよくわかっていない)

 

また、

 

売掛金1,000円 / 売上1,000円

 

のように二個並んだ数字と単語は、左が「借方」右が「貸方」と呼んだりします。

 

「借方」「貸方」とはなんぞや? と思った方はGoogle検索をしてみてください。私はよくわかっていません。

 

「複式簿記」「借方」「貸方」の考え方は、以下の記事が参考になりました。

 

「なんで数字2回書くの?」「何を左に書いて、何を右に書くの?」なんて思いますよね。これが複式簿記です。数字は左右同じ金額が入るのが基本です。

※ 例外もあるけど、知らなくてもなんとかなりますよ。

わたしなりの覚え方なんですが、「お金の流れは右から左」と覚えています。

 

引用:
「10分でわかる!MFクラウド確定申告の使い方まとめ。フリーランスの面倒なことを自動化しよう」ノマド的節約術
https://nomad-saving.com/23542/

(さすが吉見さんやで)

 

 

まぁとりあえず会計ソフトに売上を入力する時はよくわからんけど二個同じ数字を入力するのです。

 

 

 

売掛金1,000円 / 売上1,000円

 

 

この入力がなにを表しているのかというと

 

 

・(仕事した結果)1,000円の”売上”があって、それを“売掛金”というところにプールした

 

 

みたいな感じです。

 

“売上”で発生したお金(右)“売掛金”という保管庫(左)に移動した、みたいな感じでしょうか。

 

ここ難しいですよね。。。説明がうまくできなくてすみません。

 

 

「売掛金」とは

待て待て「売掛金」ってなんだよ! というところの説明をしていませんでした。

 

 

「売掛金」とは

 

・仕事をした(売上があった)けど、まだもらっていないお金

 

を指します。

 

 

つまり、ランサーズで例えると

 

・ランサーズで仕事をしたけどまだ振り込まれていない報酬

 

のことです。

 

ランサーズで仕事をすると、一旦”売掛金”というところにお金がプールされる、みたいなイメージが一番わかりやすいかもしれません。

 

 

クラウドソーシング以外でも、ライターとして仕事をしていて

 

・仕事をした(売上があった)けど、まだクライアントからお金が振り込まれていない状態

 

の時に「売掛金」を使います。

 

 

あまりないと思いますが、仮にライターとして取材記事を書きに行って、その場で記事を書いて納品して、その場で現金をクライアントからもらった場合は以下のようになります。

 

現金1,000円 / 売上1,000円

 

仕事をした(売上があった)結果、現金をもらったよ! という意味です。

 

 

クラウドソーシングの場合は、仕事をした(売上があった)結果すぐにお金をもらえるわけではないので“売掛金”という項目に一旦プールしておくのです。

 

「お金が振り込まれた時」の入力

では次に、ランサーズから「お金が振り込まれた時」の入力です。

 

以下のようになります。

 

 

普通預金1,000円 / 売掛金1,000円

 

 

これがなにを表しているかというと

 

 

“売掛金”という保管庫の中から1,000円取り出して銀行口座に振り込まれた

 

 

ということです。右から左へ、お金が動いています。

 

先ほど、仕事をして”売掛金”というところにプールしたお金が、実際に振り込まれたというわけです。

 

 

ちなみにクラウドソーシングではありえませんが、報酬を現金でもらった時は

 

現金1,000円 / 売掛金1,000円

 

となります。

 

ここまでが”考え方”になります。

 

わかっていただけたでしょうか。。。結構難しいですよね。説明もうまくできずに力不足を感じます。

 

疑問点などあればコメントやTwitterのDMなどでお気軽に! 答えられないかもしれませんが!

 

「システム利用料」の存在

実際にランサーズを使って

 

・報酬が1,000円のプロジェクトが終わった時

 

をモデルケースにして考えてみたいのですが、ランサーズで仕事をした時って、報酬が1,000円の仕事でも実際にもらえるお金は「システム利用料」を引いたお金ですよね。

 

ランサーズの「システム利用料」は20%です。

 

ですから、実際には「1,000円」じゃなくて「800円」もらえるわけです。

 

報酬が「1,000円」の仕事が終わったとき、会計ソフトには以下のように入力します。

 

 

 

売掛金800円      /  売上1,000円
システム利用料200円

 

 

 

 

最高に意味わかんないですよね?

 

 

これはなにを表しているかというと

 

 

1,000円の仕事をした結果、ランサーズにシステム利用料を20%引かれたので売掛金にプールするお金は800円です

 

 

ということです。

 

だんだん意味がわからなくなってきましたし、正直私もこれであっているのか不安です。

 

 

税理士ぃーーーー!! 早く来てくれぇーーー!!

 

 

ちなみに「売掛金」とか「システム利用料」などの項目は「勘定科目」と呼ばれています。

 

 

「売掛金」はどの会計ソフトにもあると思うのですが「システム利用料」はないはずなので、自分で新たに加える必要があります。

 

「経費」のところに「システム利用料」という項目を作ります。

 

「販売手数料」などという言葉で作る人もいたり「支払手数料」で処理をしたり「雑費」で処理したりする人もいるらしいので明確な決まりはなさそうです。

 

しかし、大事なのは

 

 

「それがなんの数字なのかあとで見返した時にわかること」
「一度決めた勘定科目でずっと入力すること」

 

 

です。

 

システム利用料を一度「雑費」で入力する! と決めたらずっと同じ「雑費」の項目で入力する必要があるのです。(なんでなのかはよくわからないけど、多分あとで見返した時とか、誰かに質問された時に答えられるためとかそんな感じだと思います)

 

「支払手数料」の存在

さて、先ほどの入力で仕事が終わった時の”売上”の入力ができたわけですが、次は実際に「お金が振り込まれた時」の入力方法です。

 

先ほどの「1,000円の仕事」で、売掛金には(システム利用料を引いた後の)「800円」がプールされている状態です。

 

普通に考えれば、これが振り込まれるわけですから

 

 

普通預金800円 / 売掛金800円

 

 

でよさそうなものですが、銀行振込には大抵「振込手数料」がありますよね。

 

 

そして、ランサーズの場合この振込手数料は「楽天銀行は100円、それ以外は500円」と定められています。

 

つまり、これらの振込手数料を考慮した入力方法は以下のようになります。

 

 

楽天銀行の場合

普通預金700円 / 売掛金800円
支払手数料100円

 

 

それ以外の銀行の場合

普通預金300円 / 売掛金800円
支払手数料500円

 

 

 

“売掛金”にプールされた「800円」が引き出されて、振込手数料を引かれて銀行口座に振り込まれた、というような感じです。
(ランサーズでは1,000円が最低振込可能額なので実際にはありえない状況ですが)

 

難しいですね。。。

 

日付はどうする?

最後に「仕事をした時」と「お金が振り込まれた時」の入力で「日付」はどうするのかというお話です。

 

「お金が振り込まれた時」は、そのまま銀行口座に入金があった日付で大丈夫です。

 

通帳やオンラインの銀行口座の入出金履歴などで確認して、その日付で入力しましょう。

 

 

では「仕事をした時」の日付はどうするのでしょうか?

 

私の場合は、以前税理士の友人に聞いた時に「月ごとでまとめていいんだぞ」と言われたので、月の最終日にその月の売上をまとめて入力しました。

 

 

4月30日
売掛金80,000円     / 売上100,000円 (ランサーズ)
システム利用料20,000円

 

5月31日
売掛金96,000円     / 売上120,000円 (ランサーズ)
システム利用料24,000円

 

6月30日
売掛金72,000円     / 売上90,000円 (ランサーズ)
システム利用料18,000円

 

 

みたいな感じです。

 

これ、たぶん仕事をしたその日(プロジェクトが完了した日)ごとに入力するのが正しいような気がして、もしかして青色申告ではそうしないといけないのかな? と思っています。

 

それとも、煩雑だからやっぱり月ごとでいいのかな……。

 

ここはぜひ青色申告をされている方にお聞きしてみたい部分であります。

 

税務署に確定申告書類を出しにいくときに聞いてみたいけど、今は混んでいるから余計な質問できないかもしれません。

 

それどころか

 

「は? 白色も仕事が終わった日付ごとに入力するんだよやり直し」

 

とか言われたらどうしよう。

 

でもこの入力の日付とかは最終的に提出書類には記載されていない(年の合計金額しか記入されていない)から大丈夫だと思います。

 

まとめ

「なんで数字が二個あんだよ!」
「なんで二回も入力しなきゃいけないんだよ!」

 

と最初はさっぱりわからないことだらけですが、いろいろ調べてこんな感じでいいんじゃないかというやり方に到達しました。

 

もっともらしくご説明いたしましたが、間違っているかもしれません。

 

間違えていたら誰か教えてください!

 

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コメント

  1. 匿名 より:

    私もランサーズ分を青色申告しようとしており、とても参考になりました。
    ありがとうございます。

  2. 会社やめたろー より:

    おぉ、それはよかったです!!

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