青色申告書の「地代家賃の内訳」の書き方【確定申告日記2018】

確定申告

どうも、会社やめたろー(@kaishayametarou)です。

 

確定申告も大詰めに差し掛かってまいりましたが、いちいち調べなきゃいけないことが出てくるのが確定申告です。

 

今回は、「所得税青色申告決算書」の3ページ目にある「地代家賃の内訳」の書き方についてです。

 

これは会計ソフトによっては自動で入力される場合があるかもしれませんが、MFクラウド確定申告では自動で入力されていなかったので、改めて入力しました。

 

借りているマンションやアパートなどの大家さんの住所や氏名などを書く必要があるので、これらの情報を入力した覚えがない方はおそらく改めて入力する必要があると思います。

 

ただ、「地代家賃の内訳」ってもしかしたら書かなくてもいいのかもしれませんね。みんな、書いているのか……? 分からない。

 

とりあえず今回は書いてみたので、書き方を記録しておきます。不安な方はこの記事を参考にして書いてみてください!

 

※注意書き。こちらは私が調べて実際に行なっている作業の備忘録ですが、内容が間違っている可能性もありますので、その点だけご留意ください! たぶんあってると思うけど、税理士の方に聞いたりしてやっているわけではないので、念のため注意書きしておきました。

「地代家賃の内訳」はどこに入力する?

そもそも「地代家賃の内訳」をどこに入力するのかというお話ですが、青色申告決算書の3ページ目、「減価償却費の計算」とかがあるところに入力します。

 

私が使っているMFクラウド確定申告の場合は「決算・申告」→「確定申告書」→「決算書入力(一般用)」という場所に入力フォームがあります。

 

おそらく他の会計ソフトも、確定申告書を作る際に専用の入力フォームがあるんじゃないかなーと思っています。

 

「地代家賃の内訳」にはなにを書く?

では「地代家賃の内訳」にはなにを書くのかというと、以下の項目に従って入力します。

 

・支払先の住所、氏名
・賃借物件
・本年中の賃借料、権利金等
・左の賃借料のうち必要経費算入額

 

それぞれなにを入力していくのか見てみましょう。

 

(「家事按分」の処理をしてからの方が、数値を転記するだけで楽なので「家事按分」がまだの方は先に処理してからこちらを入力されると良いかと思います)

 

支払先の住所、氏名

支払先の住所、氏名」にはなにを書くのかというと、今、物件を借りている大家さんの住所と氏名です。

 

ですから、物件を借りたときの契約書が必要になります。契約書に必要な情報は全部載っているので、手元に準備しましょう。

 

そしてここが間違えやすいのですが、「住所」は自分の借りている物件の住所ではなく、大家さんの住所を記載します。

 

また、管理会社を経由して物件を借りている場合でも、必ず契約書にある「貸主」の住所を記載しましょう。

 

管理会社はあくまで仲介業者で、契約は大家さん本人と結んでいる場合が多々あります。

 

ただもちろん管理会社が所有している物件で、契約書の「貸主」も管理会社になっている場合は管理会社の名前と管理会社の住所を記載すればOKです。

 

賃借物件

賃借物件」には、その物件を借りている「用途」を書きます。

 

私の場合だったら、家で生活もしているし、仕事もしている状態なので「自宅兼事務所」というような書き方になります。

 

完全に事務所として物件を借りている場合は「事務所」と書くのだと思います。

 

「賃借物件」と書いていると「マンション」とか書きたくなりますが、ここに記載するのは「用途」ですのでご注意ください。

 

本年中の賃借料、権利金等

本年中の賃借料、権利金等」には「権更」という欄と「」という欄があります。

 

私のように「物件を借りていて、その賃料を払っている」という場合は「」に家賃の総合計を入力します。

 

権更」には、礼金保証金更新料などを入力するみたいです(この辺微妙に曖昧なので、改めて調べてみていただけると嬉しいです)

 

おそらく、ここまでの確定申告作業で、「家事按分」をする際に家賃の合計は記帳している、出しているはずなのでその合計を入力すればOKです。

 

ただ今回の私のように、物件を引っ越している場合は、それぞれの家賃分で分けないといけないので少し面倒です。

 

左の賃借料のうち必要経費算入額

左の賃借料のうち必要経費算入額」は、先ほどの「本年中の賃借料、権利金等」から事業で使った経費に算入する金額のことです。

 

例えば、家事按分で「家賃30%を経費にする」としている場合は、先ほどの「本年中の賃借料、権利金等」の30%の金額を「左の賃借料のうち必要経費算入額」に入力します。

 

家事按分をした後であれば、そこで算出されている数値をそのまま入力すれば OKです。

 

一応、最後に青色申告決算書の1ページ目にある「損益計算書」の「地代家賃」と数値が合っているか確認しましょう。

 

特に引っ越しを行なっている場合は二つの物件の合計が損益計算書の「地代家賃」と合うか確認する必要がありますので気をつけてください。

 

以上が「地代家賃の内訳」の書き方になります。

 

しかしこれ、入力を忘れそうな項目だけど、本当にみんな入力しているのかな?

 

減価償却費は自動で入力されているけど、「地代家賃の内訳」はわざわざ入力しないとだから、忘れている人多そう。そして忘れてもそんなに問題なさそう。

まとめ

今回は「地代家賃の内訳」の欄の書き方についてまとめてみました。

 

来年の私は120%書き方を忘れていると思うので、この記事を見返してもらえることを願っています。

 

やめたろーでした。

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