【創作裏話】「愛の空箱」はどのようにして生まれたのか

小説

どうも、会社やめたろー(@kaishayametarou)です。

 

先日、「愛の空箱」という小説をnoteにアップしました。

 

 

今回はその「愛の空箱」がどのようにして生まれたのかを記事にさせていただきます!

 

アイデア

まずアイデアですが、今回は「アマゾンの空箱」「」というキーワードで書いてみることにしました。

 

「空箱」そして「アマゾン」というところで、インターネットショップの話にしようかなぁと考えました。

 

「○○ショップ」みたいな形のアイデアってすごく作品が作りやすいんですよね。おかしなものを販売している店、とかです。

 

今回はもう一つのキーワードが「愛」だったので、そのまま「愛販売会社」という名前にして、「愛を売る会社」の話にしようかと思いました。

 

アイデア自体はちょっと他にもありそうな印象ですね。

 

ストーリー

次にストーリーですが、「愛販売会社」が売っているものは「愛」。ということは、「愛が欲しい人」を主人公にするのが一番手っ取り早いです。

 

「愛を売る側」の話でもいいのですが、それだとどうしてもダークな雰囲気になってしまいそうで、それはそれで面白そうなのですが、今回は「愛が欲しい人」を主人公にしました。

 

一番苦労したのは「愛をどう体験するか?」という点です。

 

「人工愛」「中古愛」などのアイデアはすぐに出てきたのですが、肝心の「愛」というものをどう体験するのかが難しかったです。

 

そして「愛販売会社」から初回特典でもらえるブレスレットをすることで「愛を感じられる」という形にしました。

 

ストーリーとしては、仮初めの愛をお金で買い続けるようになって空箱が溜まっていくというストーリーにしました。

 

オチ

オチとしては「荷物を配達してくれたお兄さんが、主人公のことを好きで、空箱から愛を感じる」というものにしました。

 

「こんな素敵なお兄さんが主人公を好きになるんか!?」という個人的な疑問はありつつ、あえてシンデレラストーリーに仕立ててみることにしました。

 

そして、主人公も言っている通り、この「愛」がどうなるかはまだわかりません。

 

長く続くものかもしれませんし、一方であっさりと消え去るものかもしれない。

 

でも、「恋」やら「愛」というものは基本的にそういうものだと思うので、こういった結末にしました。

 

この結末を「よかったね」と感じるのか「こんなことあるわけないやん!」と感じるのかは、多分読み手によって変わってくるのかなぁと思っていまして、実際に読んでくださった方がどういう反応をされるのかは興味があるところです。

 

まとめ

今回はアイデアからオチまで、かなりベタな展開になってしまいましたね。

 

「愛を売る」というアイデアからして、料理の仕方が難しい、難題でした。

 

でも作品には仕上げることができてよかったなと思います。

 

やめたろーでした。

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