【創作裏話】「花ちゃんの粘土細工」はどのようにして生まれたのか

小説

どうも、会社やめたろー(@kaishayametarou)です。

 

頼まれていないのに小説創作裏話について書くシリーズ!

 

今日は、先日アップした「花ちゃんの粘土細工」という小説について書いてみようと思います。

 

 

今回の作品はものすごく書くのに時間が掛かりました。アイデア出しから校了まで約三時間。

 

通常、ショートショートは長くても二時間くらいで書けるものなので、かなり苦戦した方と言って良いと思います。

 

※作品内容にバンバン触れていますので、もしネタバレが嫌だという方がいらっしゃいましたら、先に作品を読んでいただけると嬉しいです!

 

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アイデア

今回は、「粘土」「」という単語で作って見ることにしました。

 

今回は珍しくアイデアにものすごく苦戦した作品になります。

 

「花」をメインに据えた作品を書きたいと思っていたので、まず「粘土」の方から特徴を抜き出してみることにしました。

 

“伸びる” “元に戻せる” “カラフル” などなど。

 

それを「花」に結びつけてアイデアを考えていくのですが、それがカッチリとはまりません。

 

何回つぶされても元に戻る「粘土花」というようなものも思いついたのですが、それがいったいどういうものなのか想像が膨らまなかったのでボツにしました。

 

じゃあもうシンプルにということで、花の粘土細工を作っている子供の話にしようと思いました。

 

それを何度も何度も潰されてもやめない話にしよう、と。

 

このアイデアの段階で不思議な要素、アイテムが生まれないと、どちらかというとショートショートというよりショートストーリーになります。

 

ノンフィクションっぽい書き味になるということですね。

 

今回はそっちでいこう、と決めました。

 

ストーリー

さて、ストーリーですが、最初は粘土細工を作っている子供を主人公にしようと思っていました。

 

なぜその子供は何度壊されても粘土細工を作り続けるのか? といったようなことを謎にしつつ「実は好きな保育士のお兄さんにあげるつもりでした」みたいなストーリーがずっとちらついていたのですが、それでは小説にはなりません。

 

それも可愛らしいお話なのでたまにはいいかなぁと思ったのですが、やっぱりもっと考えることにしました。

 

そして、作品冒頭の「潰れて丸まっているカラフルな粘土の球」という情景が浮かんで来ました。

 

粘土細工を壊してしまった男の子が、その粘土をずっと持っている、というようなストーリーラインがなんとなく見えて来ました。

 

ではその男はなぜ粘土の球をずっと持っているのか? そうやって考えるとなんだか悲しいお話になりそうでした。

 

しかし私はあまり悲しいお話は好きではないので、ちょっと明るい方面に持っていくことに。

 

そして、そのままオチである、「花ちゃんと結婚している」というところまで考えつきました。

 

ラスト

ラストは今回も悩みました。

 

本当は、

 

「日本陶芸コンテスト大賞・森咲 花」

 

という文字で終わらせようと思いました。

 

でも、その前の段階で妻に「何度も壊されたおかげ」と言わせると、ラストの想像がついて、作品としての余韻が薄れてしまいます。

 

「何度も壊されたおかげ」と言わせなければいいのですが、そうすると、何度も壊していた主人公の男がただの嫌なやつになってしまいますw

 

そこで、「何度も壊されたおかげ」を最後に持ってこようと考えました。

 

どちらのラストがよかったのかは、好みが別れるところだと思います。書く人によって違いそうです。

 

ちなみに、本文中では削ったアイデアですが、「花ちゃん」は主人公の「森咲くん」こと「モッちゃん」と結婚して「森咲 花」という可愛らしい名前になっています。

 

しかしその要素は本文中では余計な要素だったので削りました。

 

特にショートショートでは、余計な要素を盛り込むと作品としてのキレがなくなるので、その辺は意識しています。

 

まとめ

今回は不思議な要素があまりない、ショートストーリーを書いてみました。

 

ショートストーリーも好きなのですが、けっこうオチを考えるのが難しいんですよね。

 

次回も、頑張って書こうと思いまーーす!

 

やめたろーでした。

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