未経験で人事に転職する人の為の志望動機の考え方

どうも、会社やめたろー（@kaishayametarou）です。

私は前職で人事として働いていたのですが、その会社へは完全に未経験の状態から人事として採用されました。

そんな私の経験から、未経験で人事に転職する人のために「志望動機の考え方」について解説しようと思います！

また、実際に人事と働いた経験から「こんな志望動機の人と一緒に働きたい！」という視点でも志望動機について考えていきます。

未経験で人事に転職する人の志望動機の考え方

さて、ではさっそく未経験から人事へ転職しようと思っている方のために志望動機の考え方をレクチャーしようと思います。

まずは私が選考に臨む際に考えた志望動機のポイントについてご紹介します。

私が、人事という仕事を志望したのは

・働く人をサポートする仕事がしたいから

・長く通用するスキルが欲しいと思ったから

です。

この点については以下の記事で詳しく書かせていただきました。

さて、私の志望動機のうち、２個目の「長く通用するスキルが欲しいから」というのは、本音の志望動機ではあるのですが決して選考では話しませんでした。

当たり前ですよね。「ほかの企業でも通用するような経験やスキルが欲しい」なんて採用する企業からしたらネガティブ要素でしかありません。

なんか後ろ向きな理由だし、採用しても結果的に辞めたりしそう。

ですから、その部分は志望動機に含めませんでした。いくら本当に思っていても伝えるべき志望動機とそうではない志望動機があります。

では伝えるべき志望動機はなにかというと、「人をサポートする仕事がしたいから」でした。

私が選考の過程でアピールしたのは、もう、この一点だけです。

そもそも人事とは、「会社で働く人のため」にある職種です。

人事が直接会社の売上になるような仕事をすることはありません。

ですから人事の本質はあくまで、その会社で働く人に対するサポート業務、なのです。

採用方法などでクリエイティブな一面を求められることはあるかもしれませんが、人事の仕事として最も大事なのは働いている人、社員のためを考えて行動することです。

ですから私は、未経験の状態で人事への転職を志望するに際して「働く人の為に働きたい」という志望動機をアピールしました。

それを肉付けするエピソードとして「社内の人間、同僚に対してサポートをして感謝されたエピソード」をそのまま志望動機としました。

「社内の人間に対して働きかけ、その結果感謝されたことが嬉しく、人事という仕事に魅力を感じました」

といった感じです。

先ほども書きましたが、人事の仕事というのは本質を突き詰めればサポート業務なので、そこにどれだけ魅力を感じられるかが、「人事に向いているかどうか」を測る資質になります。

私のように会社で社員をサポートしたエピソードから志望動機を考えてもいいですし、プライベートで同じような経験があったのであればそれを志望動機に膨らませても、もちろん良いでしょう。

ただ、いずれにせよ大事なのは「人事は社内で働く人に対してサポートする業務」であることを忘れずに、それに即した志望動機にするということです。

では、実際に人事として働いてみたあと、人事として適性があるのはどんな人だと思うか。また、それを感じさせる志望動機はどういうものか考えてみたいと思います。

まず、人事が働く人をサポートする業務であるという印象は、働いてみてからも変わっていません。

ですから「社内で働く人をより良く働けるようにしたい」という気持ちがそのまま志望動機になるのは間違っていないと思います。

あとこれは志望動機そのものの内容ではありませんが、人事には「誠実さ」が求められます。

人事ともなると普通の社員が知らない内容も知る場面なども出て来ます。そういったデリケートな部分もきちんと対応していけるかどうか。

志望動機でもそういった「誠実さ」が感じられるかが重要です。

例えば、

・無理やり作ったエピソードや志望動機に聞こえないか

・きちんと人事という仕事について考え、その結果の志望動機を伝えてくれているか

という観点で、その人の誠実さを見ています。

これから未経験で人事への転職を目指される方は志望動機を考える時には上部ではなく、きちんと人事という仕事について考え、心底人事という仕事をやりたいという志望動機を考えていただければと思います。

これが最大のポイントです。

私が実際に未経験から人事に転職した時のことを全部まとめた記事を書きましたので、こちらも参考になると思うのでどうぞ。