どうも、会社やめたろー(@kaishayametarou)です。
居心地の良い会社なのに仕事を辞めたい……
そんなお悩みをお持ちの方、こんにちは。
一見すると「居心地が良いのに会社を辞めたいなんて、なんて贅沢な!」と言われてしまいそうなその悩み、とてもよく分かります。
なぜかというと、私も新卒で入った会社がとても居心地が良く、その会社を辞めるかどうかすごく悩んだからです。(結果辞めました)
私の経験から言えば居心地が良いのに会社を辞めたいと思っているということはなにか理由があるということなんです。
居心地がいいしなんの不満もないなら「辞めたいなんて」思いませんよね?
居心地が良いからといってその会社に居続けることであなたは大きなリスクを背負っている可能性もあります(下記で解説します)
なぜ居心地が良い会社なのに辞めたいのか?
そもそもあなたはなぜ会社を辞めたいのでしょうか?
居心地が良い会社って実際そうはないですよ。
私は転職をして複数の会社で働いたことがありますが、「居心地が良い」というのは実は珍しいことです。ラッキーなんです。
しかし、それでも、やっぱり辞めたい。
あなたがそう思うのであれば、そこになにか理由があるはずです。
“給料が安いから”
“業績が悪いから”
“仕事内容に不満があるから”
色々理由はありますよね。まずは辞めたい理由をはっきりと明らかにして対策を練る必要があります。
参考になると思いますので、私が居心地の良い会社を実際に辞めた時にどう考えて辞めたのかを書かせていただきますね。
私が居心地の良い会社を辞めた時の話
私は就職活動を経て、ある会社に入社しました。
その会社は人が良い人が多く、仕事内容によってはきつい仕事もありましたが居心地の良い会社でした。
上司や先輩も良くしてくれる人が多いし、後輩も良い子ばかり。中には嫌な人もいましたが、総じて居心地が良く働きやすい会社だったんですよ。
しかしそれでも私がその会社を辞めた理由は、端的に言えば「会社の業績が悪かったから」です。
業界そのものがいわゆる「斜陽産業」と呼ばれる業界で、全体的に不景気な傾向にあり、会社の業績は年々下降の一途をたどっていました。
しかしその会社は私にとって本当に居心地の良い会社で、業務内容もブラックとは言えない内容で、有り体に言えば「楽な」職場でもありました。
しかし、やっぱりいくら居心地が良くても、その会社で働く未来が見えない会社に居続けるのは危険だと判断し、転職しました。
本当に最後まで悩みました。自分を育ててくれた会社。みんなよくしてくれる会社。その会社を離れるという決断は、かなりの痛みを伴いました。
しかし結果的に新しい一歩を踏み出して良かったと、今では思っています。
いま、居心地の良い会社にいるけれど会社を辞めたいと思っているあなた、その理由はなんですか?
理由によってはあなたも私と同じように転職をした方が良いかもしれません。
居心地が良い会社なのに辞めたいのはなぜ?
居心地の良い会社にいるにも関わらずなぜあなたはその会社を辞めたいと思っているのか。
まずその理由を明らかにすることで今後のアクションが決まってきます。
理由をケース別に見ていきましょう。
ケース① 嫌いな人がいる
まずは人間関係ですね。
就労環境や基本的な人間関係はすごく良い。
でも一人決定的に嫌な人がいる。直属の上司がどうしても人間的に好きになれない。
そんなケースで仕事を辞めたいという結論に至る場合もあると思います。
その場合は、転職を急ぐ必要はありません。
その嫌な人が一生その会社にいるとは限りませんし、もし同僚で嫌な人間がいるのであれば、その同僚と関わり合いの少ない部署への転属願いを出すこともできるはずです。
私も、どうしても人間的に許せない人間と働いていた時に、その思いを人事権のある人間に相談して所属部署を変えてもらったことがあります。
部署が変わった後はとても快適に働くことができたので、その嫌な人間と距離を開けられるのであれば開けるための行動を取りましょう。
それでも、そもそも人数が少ない会社だったり、家族経営の会社で部署移動などが難しい場合はやはり転職をする他ないと思います。
「辞めたいな」と思いながら会社に通い続けても良いことはありません。
ケース② 仕事内容に不満がある
居心地が良い会社なのに辞めたいケース、続いては「仕事内容に不満がある」場合。
例えば、自分は事務職なのに営業職がやるべき仕事を無理やり押し付けられていたり、逆に営業職なのに事務方の仕事が多過ぎてやりたいことができていないなんていうケース。
あるいは「上司がやるべき仕事を丸投げされている」なんていうケースもありそうですね。
これは、改善ができそうであれば転職をする必要はないですが、改善の見込みがないようであればさっさと転職をしてしまった方がいいですね。
組織や人を変えようとすることって大変ですよ。
頑張れば改善されるかもしれませんが、そこにリソースをつぎ込むとあなたの大切な時間が奪われます。
あなたが本当にやりたいこと、望む働き方、それを実現できそうにないならさっさと環境を変えた方が良いです。
居心地が良いからといって、仕事自体が楽しくないならそこにいるべきじゃありません。
ケース③ 給料が安い
次に居心地は良いんだけど「給料が安い」というケース。
この場合、ポイントとなるのが「給料が上がる余地はあるのか?」という点です。
例えば、役職につくことができれば給料が大幅にアップしたり、自分が頑張ることで給料が上がるのであれば、あとは頑張るしかありません。
冒頭でも書きましたが、居心地の良い会社というのは、実はそこまで多くありません。
ですから、今の会社が居心地が良くて頑張れば給料も上がる余地があるのであればそこで頑張るべきです。
しかし、どう頑張っても給料が上がる余地がない場合は、もうどうしようもありません。
「居心地は良いんだけど、この給料じゃ生活していくのが精一杯。子供の養育費とか考えるとどう考えてもヤバイよ……」
そんな場合はもう会社を変える決断をするしかありません。
私のようなフリーランスであれば自分の頑張りで自分の収益はいくらでもアップさせることができます。
しかし会社ではあなた一人が頑張っても、売り上げは伸びるかもしれませんが、それがあなたの給料に反映されることはありません。
ですから、居心地の良い会社を辞めたい理由が給料にあって、その給料が上がる余地もないのであれば、すぐにでも転職を考えた方が良いです。
あなただけが頑張ってどうにかなる問題じゃないのでそこで頑張っても消耗するだけです。
ケース④ 会社の業績が悪い
そして最後に、居心地が良い会社なんだけど「会社の業績が悪い」パターン。
これは私と同じケースですね。
会社全体が赤字を繰り返し、業界全体が回復傾向にもない場合。
この場合は、残念ですができるだけ早くその会社を離れた方が良いです。
会社の業績も、先ほどの給料と同じであなた一人だけではどうにもならないことが大半です。
そりゃ、漫画みたいにあなたが頑張ることで会社全体が救われるなんてことがあればかっこいいですが、冷静に考えてそんなことってほぼないでしょう。
そんな状態なのに「居心地が良いから」といって今の会社に勤め続けるのは、はっきり言って危険です。
転職をするにも、転職には年齢制限というものが存在しますから、いよいよ会社が危なくなって転職をしようと思っても時すでに遅しなんていうことになりかねないんです。
ですから、居心地の良い今の会社を辞めたい理由が会社の業績が悪いことにあるのであれば、シビアに考える必要があります。
もし明日会社が潰れても、会社はなんの責任も取ってくれません。
そうならないように、今まだ会社があるうちに次の行動を起こすべきです。
居心地が良い会社なのに辞めたいあなたがするべきこと
ここまでいくつかの「居心地が良い会社だけど辞めたい」ケースを見てきました。
それぞれ理由を考えた結果として、その会社を辞めたいという結論に至ったのであれば次の行動を起こしましょう。
と言っても大げさなことをする必要はありません。
するべき行動は下記で、私もそこから始めました。
転職サイトに登録”だけ”して放置
これだけでOKです。
転職サイトに登録”だけ”する意味
居心地が良い会社を辞めようと思っているあなたはとりあえず転職サイトに登録”だけ”しておきましょう。
理由は情報を蓄積しておく為です。
転職サイトに登録する時って自分の年齢や希望する年収を記入するのですがそれらのデータを入力しておくと転職サイトからおすすめの求人が毎日メールで届くようになります。
もちろん興味のない求人案件もたくさんあると思いますが、なかには「お、いいかもな」と思える案件があるかもしれません。
転職サイトから来るメールを「自分が気になる求人案件だけが溜まっていくメルマガ」にすることができるんですよね。
転職活動っていざ「転職するぞ!」と奮起しても一体なにから手をつけていいのか分からないという状況になりがちです。
でもすでに転職サイトに登録してあって、自分専用の「気になる求人案件のリスト」がメールで送られて来ている状況なら、まずはそこから当たればOKです。
おすすめの転職サイトとかもありますが、どこから登録しておけばいいのか分からない場合はまずは業界最大手の「リクナビNEXT」あたりに登録しておけばOKです。
無料で会員登録できるので今のうちにサクッと登録しておきましょう。
関連リンク:【無料】リクナビNEXTに会員登録する
転職サイトの有効活用方法は以下にも詳しく書いておいたので気になる方は是非。
居心地が良い会社だけど辞めたいあなたへ、まとめ
居心地の良い会社というのは、そこだけを見れば素晴らしい会社です。
ブラック企業なんかもある中でそういう会社に所属することができたのはラッキーだと思います。
しかしだからこそ、そんな会社を辞めたいと思ったからにはその理由をきちんと見定めて、次の行動を取るべきです。
あなたが本当に居心地が良くて、辞めたいなんて思わない会社に出会えることを願っています。
やめたろーでした。
コメント
はじめまして、社会人2年目の24歳男です。私もこの記事の内容と同じで、いい会社だけど辞めたいと感じ続けており、最近退職について上司に伝えました。
伝えた際には非常に親切な言葉をかけてくださったため、改めていい会社だとわかり、たった2年しか勤めておらず、会社に対して何も貢献もできていない状況で、業務内容に不満を感じ、辞めようとしている自分は甘えているのではないかと思いました。
実際、今の会社で自分の100%を出してきたとは言えないため、甘えている部分も多くあるのが現実であり、社外も含め、これまでお世話になった方々に恩返しできないままになってしまうことが非常に心苦しいです。
正直なところ、退職の決断が揺るぎそうになってしまいましたが、だからといってもう一度気持ちを入れ替えて頑張れるとは思えず、また元通りの日々が戻ってくると想像できたため、今回の決断には大きな痛みを伴いますが、自分の進みたい方向に向かって行くことを決めました。
まずは、残りの期間でやるべきことをしっかりとこなし、2年間の経験を無駄にすることのないように今後の人生を過ごしていきたいと思います。
この記事に決断の後押しをされました。
ありがとうございました。
Hisaoさん、初めまして!
会社やめたろーと申します。
記事をお読みいただきありがとうございます!
この記事がHisaoさんにとってなにかの後押しができたのであれば、とても嬉しいです。コメントをしていただきありがとうございます。
今までの環境を飛び出して新しい環境に向かうことは不安も大きいですよね。
ただ、Hisaoさんのように、今いる環境についてきちんと感謝ができて、周りの方々のことまでも考えられる方であれば、きっと新しい環境でも新しい方向性を見つけて頑張ることができると思います。
そしてそんなHisaoさんだからこそ、今の会社の方々も快く送り出してくださるのではないでしょうか。
そんな方々への感謝を忘れずに、快く送り出してくれたからこそ、新しい人生を精一杯生きていただければと思います。
自分自身、転職を決意し、それを伝えた時を思い出しました。
私も快く送り出してもらったので、次の環境で頑張れたのだろうな、と思っています。
コメントをしていただきありがとうございます!
もしまたなにかに迷ったり、気持ちを吐き出したい時があったらこちらのコメント欄にいらしてくださいね。
お互い頑張りましょう!