どうも、会社辞め太郎(@kaishayametarou)です。
ライターの仕事を始めてから、書評記事を書かせていただく事が増えました。
前からブログなどでちょこちょこ書評記事を書いていたのですが、本業で書評記事を書くようになって考えた「売れる書評」の書き方を書いてみたいと思います。
めちゃくちゃ印象的な部分を引用する
これは、ブログで「タイトルが命!」とよく言われるのと似ていますが、まずはその本の印象的なフレーズを探し出しましょう。
この時気をつけるのは「その部分だけ読んでもなんとなく意味が分かるフレーズを選ぶ」ことです。
例えばの話ですが、「今でしょ!」でおなじみの林修先生の本から引用するとして、突然
今でしょ!
とだけ引用しても意味が分かりません。そうではなくて
「今でしょ!」は戦略ですよ。僕の武器です。生きて行く為には戦略が一番大事なので。
みたいなフレーズだと、「あぁ、なんかブランディングみたいな話かな?」とかちょっと意味が分かります。尚かつ「じゃあどういう戦略なんだろう? もっとちゃんと読みたい」と興味を持ってもらえます。
まずは、その本について「興味を持ってもらう」こと。これがむちゃくちゃ大事です。
※上記のフレーズは適当に考えたものなので、特になにかの本の引用というわけではありません。
興味をひきつけてから、ぼかす
上記のようにぐっと読者を惹き付けたら、その次は、ぼかします。
このフレーズではこんなことを書いているのですね。では、これはどうすればいいのでしょうか。しっかりとその点についても書かれています。あと、これについても書かれています。是非読んでみてください。
というような感じで、その後のことは、ぼかす。そうすると、中身が気になるので買ってもらえる確率が高くなります。
ターゲットを絞る
ブログの記事でもそうですが、「その本をどんな人に読んでもらいたいのか?」を絞ることが大事です。
例えば「サラリーマンの方、是非読んでみてください!」と書いてあっても、サラリーマンはむちゃくちゃいるし、特に自分のことを言われている気がしません。
それよりも「今動き出したい、今の環境を明日からでも好転させたいと思っているサラリーマンの方、必見です」というような書き方をした方が、
「あっ私のことかな!?」
と感じやすくなり、より買ってもらえる確率が高まります。
他には
「就職してそろそろ三年。なにか違うなと思い始めている方」
とか
「やりたいことが明確になってきてしまったけど、今の状況を変えることは難しいと考えている方」
などが考えられます。
このターゲットの探し方は簡単です。ようは、その本のターゲットがそのまま書評記事のターゲットなので、本を読み解けばターゲットは分かるのです。
まとめ
こんな感じです。
・印象的なフレーズで読者を惹き付ける
・肝心な所はぼかして、続きが気になるようにする
・ターゲットを絞る
このあたりが、私が書評記事を書く時に気をつけていることです。
そして、自分のブログにある書評記事を読んでみたら全然この考え方が反映されていなかったので、今度リライトしようと思います。
以上です。
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